島国である日本は、国土が海に囲まれています。
波が比較的安定している太平洋、冬季は荒波になる日本海、穏やかな瀬戸内海など場所ごとに特徴があり、海水の透明度も場所によってさまざまです。
高知県幡多郡大月町にある『大月半島』と橋でつながる『柏島』では、息をのむ美しさの海を堪能できます。
まるで船が浮いているよう

※写真はイメージ
高知県幡多郡大月町柏島を訪れた投稿者さんは、漁港のある海とは思えないほど透き通ったエメラルドグリーンの海に心を奪われ、シャッターを切ります。
港から出航する船を撮ったその1枚は、海が透き通っていることから海底に船の影ができ、海ではなく『宙』に浮いているように見えるのです。
その透明度には、「海外のリゾート地みたい」といった声も集まりました。
見ているだけで癒される日本の美しい海
海と聞くと海水浴やサーフィンなどのレジャーやウォータースポーツを思い浮かべますが、海面を眺めたり波音を聞いたりして、心を癒やす時間を過ごせる場所でもあります。
この世のものとは思えない、奇跡的な一瞬を収めた美しい海を見てみましょう。
完全一致
駅の構内には、広告などの看板が設置されています。その看板を見て、『今自分が何を見ているのか』と不思議な気持ちになったことはありますか。
投稿者さんが訪れたのは、長崎県島原市にある『大三東(おおみさき)駅』。
大三東駅は『海が見える駅』として知られており、過去には、人気ファストフード店『マクドナルド』のCMに使われたこともあります。
投稿者さんが景色の美しさに心を奪われてシャッターを切ると、たまたま設置してあったマクドナルドの看板と実際の海の地平線が一致。
大きな看板を見ているのか、それとも目の前に広がる海を見ているのか、錯覚を起こすような写真です。
こんな奇跡ある!?
被写体の魅力を想定以上に引き出した写真を、『奇跡の1枚』といいます。
カメラを趣味にしている人はもちろん、たまにしか撮らない人にとっても、たまたま撮った写真が奇跡の1枚だったら嬉しいでしょう。
フェリーの中から広がる海を撮影した投稿者さんは、写された風景を見て我が目を疑いました。
その理由は、3つ並ぶフェリーの窓から見える海が、すべて違う色だったから。
「本当に加工なし!?」と驚く、アニメの世界にでも紛れ込んでしまったかのような幻想的な写真です。
改札をくぐればそこは海
兵庫県美方郡香美町を走るJR山陰本線のレトロな駅、『鎧駅』を訪れた投稿者さん。電車を降り、改札をくぐった先に見えた景色に圧倒されます。
投稿者さんの目に飛び込んできたのは、足元に広がるエメラルドグリーンの海と青い空、複数の漁船。
鎧駅は『海を見下ろせる駅』として知られており、改札を出てから0秒でエメラルドグリーンの海を一望できます。
なかなかできない『海を上から見る』ことが体験できる場所です。
[文・構成/grape編集部]