肉の中でも値段が安く、幅広い料理に活用できる『鶏もも肉』。肉の部分はすぐに切れても、皮だけが切れずイライラしたことはありませんか。
「包丁のせいではない」と思う人は、『皮の向き』に注目してみてください。
鶏もも肉は皮を内側にして巻く
皮を上にしても下にしても、包丁が皮に到達したところで切れなくなってしまいますよね。
鶏の皮は、切れ味のいい包丁であってもなかなか切れません。しかし、包丁の刃に皮が当たらなければ、皮の存在を気にせず切れます。

※写真はイメージ
よう(you.kaiteki_life)さんが紹介しているのは、皮を内側にしてくるくると巻いた状態で切る方法。
非常にシンプルでありながら、ストレスなく鶏肉を切れることに感動するはずです。
鶏肉好き必見!下ごしらえのコツ
「もも肉は皮が切りにくい」「むね肉はパサパサする」「ささみの筋を取るのが面倒」など、鶏肉には部位ごとの悩みがあるもの。
どの部位を使ってもおいしく仕上がる、下ごしらえのコツを見ていきましょう。
手羽元の『血のようなもの』を取る方法
手羽元を調理している時に、血のようなものがにじみ出てくることがあります。
これは『髄液』といって食べても問題ないものですが、鮮やかな赤色が『生っぽさ』を感じさせるので、気になる人もいるでしょう。
髄液は、調理する前に手羽元を15分ほどゆでると取り除けるようです。よりおいしそうな見た目に仕上げるためにも、ひと手間かけて処理してみてください。
むね肉がしっとりする冷凍術
低カロリーで高タンパク質という特徴から、フィットネスや筋トレに励む人に人気のむね肉。もも肉よりも値段が安いので、節約している人にも頼もしい食材です。
しかし、むね肉は脂肪が少ないのでパサつきやすく、調理の仕方によってはかたくなることさえあります。
そこで使うのが『塩水』です。
しっとりと柔らかい食感に仕上がったむね肉を、堪能してみてください。
ささみの筋を簡単に取る方法
ささみの筋取りは、難しいわけではないものの、途中で切れたり、そのせいで時間がかかったりと面倒に感じることがあります。
実は、フォークとキッチンペーパーを使えば、筋が簡単に取れるのをご存じでしょうか。
やり方は、ささみの筋をフォークで挟み、キッチンペーパーで筋の端をつかんで引っ張るだけです。
拍子抜けするほど、下処理があっという間に終わりますよ。
[文・構成/grape編集部]