魚は種類に関係なく独特の臭いがあるので、調理をするうえで『臭み取り』は欠かせません。
しかし、「魚の臭いをどうやって取ればいいのか分からない」という人もいるでしょう。
調理方法に合わせて選べる3つの『臭み取り』を見てみましょう。
魚の臭み取りは、身近な物でできる!
魚料理は肉料理より手間がかかるので、あまり作らない人も多いかもしれません。
そうなると気になるのは、「臭み取りに使うものが自宅にないかもしれない」という不安ではないでしょうか。
長島商事株式会社が運営する『くらし屋』が紹介する方法は、『塩』『柑橘類』『牛乳またはヨーグルト』『カレー粉』といった、スーパーマーケットで購入できる物ばかりです。

※写真はイメージ
塩と柑橘類は和食をはじめとしたスタンダードな料理に、牛乳またはヨーグルトとカレー粉はエスニック料理やいつもと違う味を追求したい時におすすめ。
作る料理に合わせて使う物を変えれば、料理の味を邪魔することなく臭みを取れるでしょう。
魚介類の料理が楽しくなる驚きの裏技
調理中に「もっとこうだったら…」という悩みを解決できる、かゆい所に手が届く裏技を見てみましょう。
冷凍の焼き魚をふっくらさせる解凍術
焼いた魚を冷凍しておけば、調理時間を減らしたり保存期間を延ばせたりできますが、解凍に失敗すると身がパサパサになってしまいます。
株式会社ニチレイフーズによると、2つのポイントを押さえるだけで、焼き立てのようなふっくらした焼き魚に仕上げられるのだとか。
ポイントは、解凍する前に大さじ1杯の水を全体にかけることと、ラップをふんわりかけることです。
これらのポイントに加えて、電子レンジの温度や加熱時間も調整しましょう。
アサリの砂抜きを『15分』で終わらせる方法
アサリの砂抜きは、通常『30分』ほどかかります。
ほかの料理との完成のタイミングを合わせるためには、砂抜きの時間分だけ早く作業を始めなくてはなりません。とはいえ、30分も余裕を持てないこともあるでしょう。
そのような時におすすめなのが、塩を使わず50℃のお湯だけで砂抜きをする方法です。
画期的な砂抜きの方法を、ぜひ試してみてください。
焼き網に魚がくっつかない焼き方
魚焼きグリルで魚を焼いた時、魚が焼き網にくっつき、身が崩れてしまったことはありませんか。
身が崩れても同じようにおいしく食べられますが、盛りつけた時の見栄えはいまいちです。
株式会社ノーリツによると、強火で2分予熱し、焼き網に油を塗るとくっつくのを防げるのだとか。
少しだけ手間が増えますが、魚の身がこびりついた焼き網を洗ったり、盛りつけが汚くなったりすることを思えば、わずかな手間でしょう。
[文・構成/grape編集部]