ペットを飼っている人であれば、避けては通れないのが動物病院です。
犬が嬉しそうに足取り軽く向かう一方で、猫は頑なに行こうとしません。
飼い主(@pechanko_bocco)さんと暮らすエキゾチックショートヘアも、病院に着いてから必死の抵抗を見せています。
その様子が「シュールすぎる」と話題になりました。
笑いでごまかそうとしてる…?
猫は狭くて暗い場所が大好き。飼い主や自分の匂いが残るキャリーケースの中は、病院で唯一安心できる空間です。
そこに隠れるのは自然な行動ですが、驚かされるのはその隠れ方でした。

※写真はイメージ
飼い主さんの猫は、出入口から顔をのぞかせたまま動きません。
「この世の終わり」とでもいいたげな表情を浮かべつつ、帰りたい気持ちを訴えていました。
しかし人間から見ると、その必死さが逆に笑いを誘ってしまいます。
飼い主に抵抗する猫がかわいすぎる!
「動物病院に連れて行ったら冷たくなった」というのは、猫飼いなら一度は経験する『あるある』です。
大好きな飼い主にすら必死に抵抗する姿は、「病院だけは許さない」という強い意志と同時に、かわいさや頼もしさまで感じさせます。
動物が寄ってこない理由
猫と暮らす男性は、なぜか外の動物に避けられていると感じていました。
野生動物が人間を警戒するのは当然ですが、この場合は少し事情が違ったようです。
男性の猫は、病院から帰ってくると外に向かって鳴き続けます。
それはまるで、「裏切られた」「無理やり連れて行かれた」と訴え、飼い主の悪評を近所の動物に吹聴しているかのよう。
そのせいで「噂のあいつ」という目で見られるようになったのではないかと、男性は分析しています。
猫にとって、病院に行くことはそれだけ一大事なのです。
逃げ方が賢すぎる
猫を病院に連れて行く時、一番の難関はキャリーケースに入れることでしょう。
ケースを見た瞬間、忍者のように姿を消したり、音速で逃げ去ったりする猫も少なくありません。
ある猫は、キャリーに入れられそうになった瞬間、飼い主の腕をすり抜けて背中の上に飛び乗りました。
背中に乗られると前に回すことができず、捕まえるのは不可能です。
「絶対行かない」という強い意志が、その行動から伝わってきます。
「人間の身体の仕組みを理解しているのでは?」と思うほど、賢さを感じさせる逃げ方でした。
怒り心頭
動物病院で大人しくしている猫を見ると、「意外と大丈夫だったんだな」と安心しますが、油断は禁物です。
猫が静かなのは縄張りの外だからであって、決して病院を受け入れているわけではありません。
ある猫も、自宅に戻ってキャリーから出るや否や、すごい剣幕で飼い主に詰め寄りました。
「あなたのための病院だから」と説明しても、納得してもらうまでにどれだけ時間がかかるかは分かりません。
しっかりと自己主張する猫のエピソードです。
[文・構成/grape編集部]