大人も子供も大好きなトウモロコシ。
かぶりついた瞬間に広がる甘みとシャキッとした食感は、まさに季節のごちそうですよね。
でも「大きな鍋でゆでるのは面倒…」「時間が経つと粒がしぼんで残念」と思ったことはありませんか。
おすすめしたいのが、フライパンを使った蒸しゆで方法です。
少量の水で加熱することで旨みを逃さず、皮つきで仕上げれば粒のジューシーさがグンと際立ちます。
フライパン1つで想像以上の仕上がりに!
作り方はとってもシンプル。
まずは、トウモロコシのひげを取り、内側の皮を1~2枚残してフライパンに並べます。

水を200㎖加えて沸騰したら蓋をして中火で3分。ひっくり返してさらに3分蒸しゆでにすれば完成です。
皮ごと加熱することで、トウモロコシ本来の甘みがギュッと閉じ込められるといいます。
比較するために電子レンジ加熱でも作ってみました。

ラップで包んで600Wで4分加熱するだけなので、手間がかからないのが電子レンジ調理のよさですね。
それでは、ゆで上がりを比較してみましょう。

写真上:フライパン調理 写真下:電子レンジ調理
加熱直後はどちらも見た目はほとんど変わりません。
しかし、このまま1時間ほど冷ましたところ、見た目に変化が出てきました。

写真上:フライパン調理 写真下:電子レンジ調理
電子レンジ調理のトウモロコシは、やや表面がしわしわになっています。
一方で、フライパン調理のトウモロコシは、時間がたっても表面がプリッとして、みずみずしさを保っていますね。
電子レンジ調理は洗い物も少なく手軽にできる点がおすすめですが、弁当に入れるなど、ゆでてから食べるまで時間が空く場合には、フライパン調理のほうがよさそうです。
ちょっとしたひと手間で、見た目ががらりと変わるこの方法、ぜひ一度試してみてください。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]