ウインナーソーセージ(以下、ウインナー)は、弁当や朝食に使われることが多いおなじみの食材です。調理法は主に『焼く』と『ゆでる』があるでしょう。
焼く場合は、あらかじめ切り込みを入れる人がいるかもしれませんが、この切り込みにはどのような意味があるでしょうか。
『シャウエッセン®』でおなじみの、日本ハム株式会社(以下、日本ハム)に取材しました。
ウインナーに切り込みを入れるワケ
日本ハムに『切り込みを入れてから焼くこと』について聞いたところ、以下のように回答がありました。
ウインナーは種類(商品)により、切り込みを入れて焼いたほうがよりおいしく召し上がれるものと、そうではないものがあります。
種類に合わせて使い分けるのがよいと思います。
切り込みを入れるメリットとしては、子供に喜ばれるような見た目になります。また、切り込みの部分でつかみやすくなり、食べやすさが期待できるでしょう。

※写真はイメージ
また、切り込みを入れることで、電子レンジ調理がしやすくなるというメリットもあります。
一例として、日本ハムからは電子レンジ調理が可能な、あらかじめ切り込みが入った赤ウインナー『もう切ってますよ! 切れ目入り赤ウインナー』が発売中です。

画像提供:日本ハム株式会社
一方、切り込みを入れるデメリットもあるとのこと。うま味成分である肉汁、ジューシーさが損なわれる可能性があるそうです。
また、パリッ!!とした食感を重視する場合、切り込みを入れることで食感が損なわれる可能性があります。
なお、日本ハムの『シャウエッセン®』ではパリッ!!としたおいしさが特長のため、切り込みを入れることは推奨していません。
切り込みを入れる・入れないは、基本的にウインナーの種類によって変えるのがよいとのことです。
パリッ!!という食感が大事という場合は、切り込みを入れないほうがいいかもしれませんね。
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]