日々、多くの人が手に取っているペットボトル。
飲まない時はキャップを閉められるので、持ち運びにも便利ですよね。
そんなペットボトルキャップを使ったアート作品を、西倉ミト(mito0813)さんがInstagramに投稿しました。
多くの称賛が集まった作品を、ご覧ください。

今にも果汁がこぼれそうですね!
細かな描き込みが見事で、引きで見ると本物のメロンと間違えてしまう人もいるのではないでしょうか。
より近くで見てみると…。

メロンの種まで立体的!果肉のツヤツヤとした質感も再現されていて、おいしそうに見えます。
ペットボトルキャップの丸さや、滑り止めのギザギザ部分が、写実的なメロンのイラストと相性抜群ですね。
西倉さんの描いたメロンに、釘付けになる人が続出しました。このようなコメントが多く寄せられています。
・いい感じに熟していますね!ペットボトルキャップですが、食べたいです!
・みずみずしくて、おいしそう。本物のようです。
・メロンがペットボトルキャップから出てきている!
・発想が素晴らしいです。
こだわった点や制作の面白さは…? 西倉さんに取材してみた
ペットボトルキャップの形を生かして、ジューシーなメロンを生み出し、多くの人を驚かせた、西倉さん。
これまでにも、多くのペットボトルキャップにイラストを描いてきたといいます。
grapeが西倉さんに取材したところ、作品へのこだわりや制作の面白さを語ってくれました。
――メロンのイラストで、特にこだわった点はどこでしょうか。
メロンの網目模様です。皮の表面の凹凸感が伝わるよう、網目の影を丁寧に描写しました。
――ペットボトルキャップにイラストを描こうと思った、きっかけなどはあるのでしょうか。
もともとは、紙やキャンバスに細かい描写で風景や動物を描いていました。
しかし、2022年に、知り合いから「細かな絵が得意なら、もっと小さなものに描いてみては」とアドバイスされ、方向性を見直すことに。
その後、地元のショッピングモールで、小学生が作ったペットボトルキャップのモザイクアートを見かけ、「小さなキャップに絵を描いたら面白いのでは?」と閃いたのです。
――西倉さんが考える、ペットボトルキャップにイラストを描くことの面白さを教えてください。
ペットボトルキャップの色や形状を生かすことで、キャンバスでは表現できないことができるという点が面白いです。
ゴミとして捨てられるはずだったものがアート作品になり、新たな価値を生み出すことも、魅力の1つだと思います。
西倉さんは、自身の強みを生かして、ペットボトルキャップを芸術作品に昇華しました。
心なしか、メロンの香りも漂ってくるような…そんな錯覚を覚えるほど、素敵な作品ですね!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]