散歩の途中、犬が立ち止まってどこかをじっと見つめていると「何を見つけたのだろう」と気になるものです。
黒柴のたろうくんが注目した先にいたのは、誰もが想像しなかった存在でした。
その相手は全力で威嚇するものの、まったく動じないたろうくん。
ちょっとしたスリルと笑いが入り混じる、予想外の場面が広がっていたのです。
立ちはだかったのはザリガニ
ある日、たろうくんと散歩をしていた飼い主さんは、道端でピタリと足を止めた愛犬に気づきました。

※写真はイメージ
視線の先にいたのは、両方のハサミを大きく広げて威嚇するザリガニ。
一方のたろうくんは、鼻を挟まれそうな距離でも動じることなく凝視を続けていました。
ザリガニと遊びたい犬と、必死に身を守ろうとするザリガニ。
相反する思いが交錯する光景は、見ている人の笑いを誘いながらも、どこかハラハラさせます。
散歩のひとコマが見せる犬たちの個性
散歩は犬と飼い主さんにとって大切な時間ですが、その中で思わぬ姿を見せることもあります。
その瞬間は写真や動画を通して多くの人を楽しませてくれるでしょう。
3つのエピソードを通じて、散歩が持つ魅力を感じてみてください。
抱きかかえられた犬にドキッ
散歩中の犬が飼い主さんに抱えられている姿を見ると、多くの人は「体調が悪いのかな?」と心配になるでしょう。
漫画家の、松本ひで吉(@hidekiccan)さんも、大きめの犬を不自然な体勢で抱えている男性に出くわしました。
その不自然な光景に「何かあったのでは」と一瞬不安になったものの、実際には犬が体調を崩していたわけではなかったそうです。
漫画を見た人からも「うちの子も同じ」「抱っこ散歩になったことある!」と共感の声が寄せられました。
散歩拒否をするルピくんの姿に注目
兄弟犬と暮らすルピくんは、ある日、散歩に誘われてもソファの上から動く気配なし。
しかも、後ろ脚を広げて人間のようにくつろぎ、「散歩に行く気はゼロ」といわんばかりの表情を見せたのです。
残暑の厳しい時期だったこともあり、涼しい部屋から出るのを渋っていたのかもしれません。
トロちゃんの即席カッパ体験記
飼い主さんはトロちゃんを連れて実家へ泊まりに行った際、愛用のカッパを家に忘れてしまいました。
そこで実家のお母さんがポリ袋で即席のカッパを作り、トロちゃんに着せてくれたのです。
袋から顔を出す姿はどこか戸惑い気味で、「ちょっと違うんだけど…」と訴えているよう。
それでもお手製カッパのおかげで、雨に濡れることなく散歩を楽しめたのでした。
[文・構成/grape編集部]