太陽と地球、月が一直線に並ぶことで起きる天体現象、『皆既月食』。
2025年9月8日、日本では約3年ぶりに観測することができました。
この貴重な瞬間を、富士山とともに収めた1枚がXで大きな話題を呼んでいます。
撮影したのは、さまざまな風景写真を数多く公開している、Shoya(@shoyan_03)さん。
なんと撮影に使用したのは、一眼レフカメラではなく『iPhone』だったのです。
一体、どのような1枚になったのかというと…。

スマホで撮った『皆既月食×富士山』に目を奪われる
赤く染まった月と、堂々とそびえ立つ富士山。
さらに水面に映り込む姿も相まって、まるで映画のワンシーンのような美しさです。
スマホで撮ったとは信じられないほどきれいで、幻想的な光景に心を奪われるでしょう。
Shoyaさんの作品には、3万件以上の『いいね』がつき、このようなコメントが寄せられています。
・『iPhone』でここまで撮れるだなんて…。お見事!
・富士山と皆既月食のコラボレーション、最高すぎます!
・本当に素晴らしい写真。スマホやパソコンの壁紙にしたい!
・富士山の登山客が持つ、ライトの光が連なっていて、きれい。
撮影のコツを聞いてみると?
Shoyaさんは、『iPhone 16 Pro』を使っているとのこと。
撮影のコツや、工夫した点についてgrapeが取材をしたところ、このような返答がありました。
元々はカメラできれいな写真を撮ろうと思っていたのですが、ちょうど富士山の真ん中に皆既月食の月が登ってくれたので、試しに『iPhone』で撮ってみたんです。
そうしたら、想像以上にきれいな1枚になりました!
撮影時に重要なのは、『iPhone』を固定することです。
カメラで使用する三脚にスマホ固定用の器具を使用し、『iPhone』の『ナイトモード』という機能を使って、固定撮影を行いました。
通常、手持ちの撮影だと3~5秒ぐらいしかナイトモードが機能しないのですが、固定撮影をすると10秒~30秒まで露光し続けることができます!
この写真は『iPhone 16 Pro』で、10秒の固定撮影で撮りました!
Shoyaさんによると、『iPhone』を固定し、『ナイトモード』の撮影時間を調整することがポイントだとか。
月や星、夜空の撮影に挑戦したい人は、ぜひ『スマホの固定+ナイトモード』を試してみてはいかがでしょうか。
思いがけず幻想的な1枚が撮れるかもしれませんよ!
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[文・構成・取材/grape編集部]