2025年9月17日、東京ディズニーリゾートでは、秋のスペシャルイベント『ディズニー・ハロウィーン』がスタートしました。
grapeは、『ディズニー・ハロウィーン』をひと足早く体験してきたので、さっそくレポートします!

『ディズニー・ハロウィーン』を現地レポート!
ハロウィーン一色に飾りつけられたパーク内。
プレビュー公演となった同月16日は、秋とは思えないほどの暑さで、少し歩けば汗が噴き出すほどでした。
午前中に予定していた東京ディズニーランドでのハロウィーンパレード『ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”』は、高気温のため中止に…。
東京ディズニーシーでは、1日2回『ディズニー・ハロウィーン・グリーティング』が予定されていましたが、昼の公演は同じく高気温で中止になってしまいました。
grapeは、『ディズニー・ハロウィーン・グリーティング』の夕方の公演を取材。
高気温バージョンではありましたが、ミッキーマウスたちがハロウィーンのコスチュームを身にまとい、『トリック・オア・トリート』をテーマにしたダンスを披露しました!

ダンスは『楽しく愉快なトリートダンス』、もしくは『ちょっと怖いトリックダンス』があります。
どちらのダンスになるかはランダムで決まるので、ミッキーマウスたちをよく見て一緒に踊ってみましょう!

それぞれのかわいいハロウィーン限定コスチュームも見どころですよ。
近くに船がやってきた時には、大きく手を振って細かいところまでチェックしてみてくださいね。

ハロウィーン仮装を楽しむ総勢17名に、話を聞いてみた
高気温の中でも、パーク内でハロウィーンムードを高めていたのは、仮装をするゲストたち。
grapeでは、特に目を引いた5組のゲストに話を聞いてみました。
家族で『アラジン』の仮装に挑戦
ディズニー映画『アラジン』は、2019年に実写映画化。
実写映画に登場したアラジン、ジャスミン、アブーに仮装したのが、ゆいさん一家です。

ターコイズブルーのジャスミンのドレスを着たゆいさんは、息子さんたちと一緒に来園。
白のドレスは、ウェディングシーンのコスチュームで、なんとゆいさんの母親の手作りだといいます。
準備期間は3か月。息子さんのアブーの衣装もかわいいですね!
仮装は9年目だといい、クオリティの高さはほかのゲストからも写真を求められるほどでした。
ほかの人と被らない仮装!?
同じくディズニー映画『アラジン』から仮装を選んだ人が、ほかにもいました。
しかし、目を付けたのはアラジンやジャスミンではなく…。

なんと、『魔法のじゅうたん』を仮装に選んでいました!
『アラジン』が好きだという、SASUKEさん。ほかの人と被らない仮装を選んだ結果、『魔法のじゅうたん』になったといいます。
準備期間は1か月。「初めてのミシンを頑張りました」と教えてくれました。
なんと、後ろには『隠れミッキー』がいるという、こだわりも…!

『アラジン』への愛があふれる仮装ですね。
コスプレも仮装も初めて!
パートナーと一緒にディズニー映画『ズートピア』の仮装をしていた、やむ太郎さん。
市販の衣装を購入して初めての仮装に挑戦したといいます。
「初めてで四苦八苦した」と話していましたが、普段からコスプレなどをしているパートナーから誘われて楽しんだようです。

ポージングも完璧にこなしてくれた2人。
海外からの観光客からも「写真撮影をさせてほしい」と声をかけられたそうです。
仮装をする前に、『ズートピア』の映画を見て予習をするという、作品への愛も感じられました。
3世代で楽しむディズニー仮装
「去年のハロウィーンが終わってから、すぐにやりたいと思っていた」と話してくれたのは、親子3世代で仮装を楽しんでいた、リンさん。
ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』に登場する、主人公・ミラベルの家族を『本物の家族』で再現していました。

準備期間は2~3か月だといい、小物と衣装にこだわったといいます。
それぞれ手作り衣装や、既製品をバージョンアップさせたそうで、キャラクターにあった小物が忠実に再現されていたのが印象的です。
昨年も、家族でディズニー映画『シンデレラ』の仮装をしたという、リンさん一家。
これまでに5~6回、仮装を楽しんでいるといいます。親子3世代で楽しめる共通の趣味があると、思い出になりますね!
2組の夫婦でヴィランズ仮装
物語の中には、時に悪役が登場してこそ、ストーリーが盛り上がることもあるでしょう。
悪役『ディズニーヴィランズ』を仮装のテーマにしたのは、S.KさんとT.Tさん。それぞれ夫婦で参加をしていました。

これまで何年も『ディズニー・ハロウィーン』で仮装を楽しんできたという2組ですが、中でも『ディズニーヴィランズ』が多いそうです。
今回も、ディズニー映画『ピーター・パン』に出てくるフック船長、スミー、『白雪姫』に出てくる女王の仮装をしていました。
『ディズニーヴィランズ』にした理由を、「かっこいいから」と語っていた4人。
特にこだわったのは、小物とフック船長の髪の毛だといいます。準備期間は、インタビューをした人の中で最長の1年でした!
東京ディズニーリゾートでは、全身仮装が可能な期間が設けられており、2025年9月16~30日、同年10月16~31日は大人でも仮装ができます。
仮装にはルールがあるので、詳細は東京ディズニーリゾートのウェブサイトをご覧ください。
あなたも自分なりの形で、『ディズニー・ハロウィーン』を楽しんでみてはいかがでしょうか!
[文・構成・取材/grape編集部]