犬は人間の言葉を話しませんが、表情やしぐさで感情を伝えてくれます。
時には、驚くほど分かりやすい形で気持ちを伝えてくれることがあるようです。
保護犬が新しい家族に向かって…?
海外の掲示板『Reddit』ユーザーのDapper-News1249さんはある日、息子のエヴァンさんと一緒に地元のペット用品店を訪れました。
エヴァンさんは以前から「保護犬を家族に迎えたい」と話していたのだそう。
そこで親子は、テキサス州で保護された犬たちが里親を待っている、ペット用品店に足を運んだのです。
たくさんの保護犬たちの中から、エヴァンさんの心をつかんだのは、ルーディーくんという大型犬。
親子はルーディーくんの里親になることを決めました。
エヴァンさんがルーディーくんの養子縁組の手続き書類に記入をしていると…。
驚きの瞬間をとらえた1枚の写真がこちらです。

「ぼくを選んでくれてありがとう!」
まるでそんな気持ちを表すかのように、ルーディーくんがエヴァンさんの顔にキスをしたのです!
出会ったばかりなのに、ルーディーくんがすでにエヴァンさんに心を開いているのが伝わってくるようですね。
心温まるシーンを見た人たちからは、祝福の声が上がりました。
・ルーディーくんは、自分の新しい家族が誰なのか、ちゃんと分かっているんだね。
・おめでとう、ルーディー!素敵な友情の始まりだ。
・エヴァンさんがルーディーくんを選んだと同時に、ルーディーくんもエヴァンさんを選んだんじゃないかな。
・この写真を見たら、心が温かくなったよ。ありがとう。
投稿者さんによると、ルーディーくんのDNA検査の結果、ジャーマンシェパードが32%、ベルジャンマリノワが26%だったとのこと。
「驚くほど運動能力が高く、素晴らしい犬です」とつづっています。

コメントにあるように、保護犬は里親が決まると、それを理解したかのような行動を見せることがよくあるそうです。
きっとルーディーくんも、自分に新しい家族ができたことを感じとったのでしょう。
エヴァンさん一家とルーディーくんの出会いは、偶然ではなく運命だったのかもしれませんね。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成/grape編集部]