兄弟デュオ『ビリー・バンバン』の兄である菅原孝さんが、亡くなっていたことが分かりました。81歳でした。
所属事務所の株式会社ハブ・マーシーによると、孝さんは2025年9月11日に肺炎のため、都内病院にて息を引き取ったとのこと。
葬儀は、遺族の希望により近親者のみで執り行われたそうです。喪主は妻の菅原けい子さんがつとめました。
ビリー・バンバンの兄・菅原孝さんが逝去
孝さんは、弟の菅原進さんとともに、『ビリー・バンバン』として1969年にレコードデビュー。
『白いブランコ』をはじめ、『ミドリーヌ』『れんげ草』『さよならをするために』など、数々のヒット曲でその名を広めました。
また、歌手の坂本冬美さんがカバーし、焼酎『いいちこ』のCMソングとしても知られる『また君に恋してる』は、多くの人に親しまれています。
テレビやラジオ、イベントの司会などを中心に、多岐にわたって活躍した、孝さん。
2014年に脳出血で緊急入院して以降、左半身にまひが残ったものの、闘病しながら音楽活動を続けてきました。
孝さんの訃報に際し、進さんがコメントを公開しています。
兄の孝と一緒に1969年のデビューから56年間、ともに歩んでまいりました。
誠実で優しく、思いやりがあり、真面目な兄でした。
日が経つにつれて、兄の歩んできた人生を、深く深く感じています。
ファン・関係者のみな様には、今までビリー・バンバンを応援して頂き、心より御礼申し上げます。
本当に偉大な兄でした。
兄貴、ありがとう。
なおネット上では、たくさんのファンから、孝さんを偲ぶ声が上がりました。
・たくさんの素晴らしい歌をありがとうございます。ゆっくりお休みください。
・『また君に恋してる』が大好きです。ずっと聴き続けます。
・あの優しい声が好きでした。さびしくなります。
・『さよならをするために』をよく聴いていました。2人のハーモニーが本当に好きだった。
心地よい音楽や温かい人柄で、笑顔を届けてきた孝さんの姿は、多くの人の心に残り続けるはずです。
ご冥福をお祈りいたします。
[文・構成/grape編集部]