夏の厳しい暑さから解放されると、肌寒さとともに『食欲の秋』がやってきます。

秋の味覚といえば、サンマや栗、カボチャ、キノコ…など、ホカホカに調理して食べたくなる食材が勢ぞろいですよね。

店先に『焼き芋』が売られていると、甘い香りにつられて、ついつい手が伸びてしまうという人も多いでしょう。

筆者も『焼き芋』のとりこである1人ですが、近くに店がありません。自宅で調理すると、何時間もかかって面倒です…。

そんな時に見つけたのが、電子レンジを使ったレシピ。ポイントを押さえれば、パサパサにならずに済むようですよ。

電子レンジでサツマイモ調理

サツマイモを電子レンジで調理する際は、洗ってラップで包み、適当に加熱していた筆者。

本記事ではそんな『いい加減な加熱』と、『ポイントを押さえた加熱』の2パターンを試し、比較してみたいと思います。

個体差を減らすため、サツマイモは1つのものをカットして2つに分けました。

【比較実験】サツマイモをレンチンする時は… 『たった2つのポイント』で劇的変化
サツマイモの写真

1つ目のサツマイモは、『いい加減』に作ります。洗ってラップをし、600Wで3分加熱しました。

【比較実験】サツマイモをレンチンする時は… 『たった2つのポイント』で劇的変化
サツマイモの写真

2つ目のサツマイモは、『ポイント』を押さえて作りましょう。

洗ったら湿らせたキッチンペーパーでくるみ、その上からラップをかけて包みます。

電子レンジでは一気に加熱するのではなく、二度に分けて温めます。

まずは600Wで1分半、次に200Wで8分加熱しましょう。

【比較実験】サツマイモをレンチンする時は… 『たった2つのポイント』で劇的変化
サツマイモの写真

電子レンジから取り出すと、写真左の1つ目は皮がシナシナとしているのが分かります。

写真右の2つ目は、湯気がたっぷりと出て、表面もしっとりしていました。

【比較実験】サツマイモをレンチンする時は… 『たった2つのポイント』で劇的変化
サツマイモの写真

中身はどうなっているのか…切ってみると、見た目も違いました!

1つ目は乾燥した印象ですが、2つ目は黄みがかっていて、食欲をそそります。

【比較実験】サツマイモをレンチンする時は… 『たった2つのポイント』で劇的変化
サツマイモの写真

実食してみると、1つ目はパサパサ、シャリシャリしており、『焼き芋』とはほど遠い食感でした。

バターをつけて油分を補い、ノドにつかえるのを飲み物で流し込んで、なんとか完食。

2つ目は…なんと、ホクホクしています!シャリシャリとした食感はまったくありません。

さらに、甘みも強く感じます。

【比較実験】サツマイモをレンチンする時は… 『たった2つのポイント』で劇的変化
サツマイモの写真

少しの手間でここまで味が変わるのなら、今後は『ポイントを押さえた加熱』をしようと心に決めました。

あなたも「どうしても焼き芋が食べたい!」という時に、代わりに作ってみてはいかがでしょうか。

自宅で手軽に『秋の味覚』を楽しむことができますよ!

[文・構成/grape編集部]

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