『秋の味覚』であるサツマイモは、ご飯のおかずにはもちろん、おやつとしても人気でしょう。
しかし、ひと口食べて「思ったより甘くなかった…」と感じた経験はありませんか。
スーパーマーケットで大袋入りのサツマイモを買った筆者。いくつか食べてみたところ、ホクホクしておいしいものの、「もう少し甘みが欲しいかも」と思いました。
そんな時、母親に教えてもらったのが『塩水に浸ける』という裏技です。早速、試してみようと思います!
サツマイモを塩水につけると…?
まずはサツマイモを水で洗い、両端をカット。

撮影:grape編集部
食品用のポリ袋やジッパー付きの袋にサツマイモと水を入れ、塩を加えてください。

撮影:grape編集部
そのまま冷蔵庫に入れて、ひと晩置いておきまます。
翌朝、塩水からサツマイモを取り出して調理しましょう。筆者は、ラップで覆ってから電子レンジで加熱しました。
すると…。

撮影:grape編集部
しっとりとした仕上がりに!
ひと口食べてみると、甘さが際立ち、さらにおいしく食べることができました。
甘くなるワケは、塩の対比効果?
塩水に浸けることでサツマイモが甘く感じられるようになる理由は、塩の『対比効果』によるものだといいます。
異なる味を組み合わせることで、一方の味が引き立つ現象を指すのだとか。
スイカに塩をかけると甘さが増すのも、この対比効果の1つだそうですよ。
夜に仕込んでおけば、翌日の楽しみに『甘いサツマイモ』が加わるでしょう!
ちょっとしたひと手間を取り入れて、秋の味覚を存分に楽しんでみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]