「夏に購入しためんつゆが使い切れずに残っている…」という経験がある人は多いかもしれません。

できるだけ早く使い切りたいところですが、開封してしばらく時間が経っている場合、傷んでいる可能性がゼロではないです。

では、どのようなポイントに注目すれば、傷んでいるかどうかを見分けられるのでしょうか。

ミツカンが教える、めんつゆの『劣化のサイン』

めんつゆが痛んでいるかどうかは、見た目や香りで分かるのだそうです。

『追いがつおつゆ』シリーズを製造、販売している、食品メーカーの株式会社Mizkan(以下、ミツカン)では、このような注意喚起をしています。

つゆに発泡や濁りがある、味がすっぱくなる、いつもとにおいが違うなどの変化がありましたら、ご使用はお止めください。

ミツカンの回答によれば、買った時に比べて、明らかな変化が表れるようです。

傷んだめんつゆを誤って飲んでしまうと、食中毒などの重大な健康被害につながりかねません。

自宅にあるめんつゆに違和感を覚えたら、すぐに捨ててしまったほうがよさそうですね。

知らなかった! めんつゆの保存期限と劣化の見分け方がこちら!
めんつゆの写真

※写真はイメージ

そもそも、めんつゆが傷む原因は?

そもそも、なぜめんつゆは傷みやすいのでしょうか。

ミツカンは次のように説明しています。

空気中の雑菌が混入し、容器の中で繁殖することで、傷んでしまう可能性が考えられます。

めんつゆを開封すると、空気中の雑菌が入り込んでしまう隙間が発生してしまいます。

一度開けたら雑菌の侵入を防ぐのは難しくなるため、やはりできるだけ早く使い切るのがよさそうです。

ちなみに、開封後はどのくらいの期間を目安に使い切ればいいのかをミツカンに聞いたところ、次のようなアドバイスがありました。

開封後は必ず冷蔵庫で保管いただき、ストレートつゆは3日以内、濃縮2倍つゆは2週間、濃縮3倍つゆは1~2か月を目安にお使いください。

開封しためんつゆは、日が経てば経つほど劣化してしまうもの。

無駄にしないためにも、料理に活用するなどして、できるだけ早めに使い切ってくださいね。

[文・取材/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]

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