秋になると食卓に並ぶ機会が増える、カボチャの煮物。

ですが、煮込みすぎて崩れたり、ホクホク感が出なかったりと、意外と調理するのが難しい料理ですよね。

そんな悩みを解決してくれるのが『塩もみ』という工程。煮る前にひと手間かけるだけで、食感も味わいも驚くほど変わるといいます!

カボチャの『塩もみ』を試してみた!

そこで、筆者が実際にカボチャの塩もみを試してみました。

カボチャの煮物、もう失敗しない! 材料1つで変わるテクニックに「食感も味もよくなった」
かぼちゃの写真(撮影:キジカク)

撮影:キジカク

1.カットしたカボチャを用意

まずは、食べやすいサイズにカットしたカボチャを用意しましょう。

筆者は、食べごたえが出るよう、少し厚めに切りました。

カボチャの煮物、もう失敗しない! 材料1つで変わるテクニックに「食感も味もよくなった」
『かぼちゃの塩もみ』をする方法の写真(撮影:キジカク)

撮影:キジカク

2.塩もみをする

そこに塩を加え、手で揉み込んでいきます。

塩の量は、カボチャ4分の1個に対して小さじ2分の1杯程度。全体に馴染むように揉み込んでください。

カボチャの煮物、もう失敗しない! 材料1つで変わるテクニックに「食感も味もよくなった」
『かぼちゃの塩もみ』をする方法の写真(撮影:キジカク)

撮影:キジカク

3.塩を洗い流す

塩を揉み込んだカボチャは水できれいに洗い流します。

塩が残っているとしょっぱくなってしまうので、丁寧に落としておきましょう。

カボチャの煮物、もう失敗しない! 材料1つで変わるテクニックに「食感も味もよくなった」
『かぼちゃの塩もみ』をする方法の写真(撮影:キジカク)

撮影:キジカク

4.カボチャを煮込む

あとは、カボチャを水200㎖入れた鍋に移し、調味料を入れて煮るだけ。

筆者は、カボチャの量に合わせて醤油、みりん、砂糖をそれぞれ大さじ2杯ずつ入れて煮込みました。

箸が力を入れずにすっとカボチャに通るようになったら完成です!

カボチャの煮物、もう失敗しない! 材料1つで変わるテクニックに「食感も味もよくなった」
『かぼちゃの塩もみ』をする方法の写真(撮影:キジカク)

撮影:キジカク

しっとり、ホクホクしていておいしい!

塩を揉み込んだカボチャは、煮崩れがほとんどありませんでした。

箸を入れるとふんわり割れるような柔らかさで、表面はしっとり、中はホクホクとした食感を楽しめます。

見た目は普通のカボチャの煮物と変わらないものの、まるでスイートポテトのような自然な甘みが引き立っていました!

カボチャの煮物、もう失敗しない! 材料1つで変わるテクニックに「食感も味もよくなった」
『かぼちゃの塩もみ』をした煮物の写真(撮影:キジカク)

撮影:キジカク

「煮崩れやすい」「べちゃっとなる」と悩んでいたカボチャの煮物も、塩もみするだけで驚くほどホクホクに。

手間はほんの数分ですが、仕上がりの満足度は段違いでした。

次にカボチャの煮込みを作る時は、ぜひ『塩もみテクニック』を試してみてください。

きっと秋の食卓がワンランク上の味になるはずです!

[文/キジカク・構成/grape編集部]

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