子供がいる家庭では、クリスマスに親子でお菓子作りを楽しむ人も多いかもしれません。

英会話の先生からお菓子の家の手作りキットをもらった筆者は、クリスマスパーティーで子供たちと一緒に作ることにしました。

子供「残りはサンタさんに食べてもらおう」 クリスマスパーティーで母親がピンチ!
『お菓子の家』のパッケージ写真(撮影:エニママ)

撮影:エニママ

子供と作った『お菓子の家』、思わぬ結末に母が困惑

パッケージに映る、かわいらしいお菓子の家を見た子供たちは大興奮!

箱を開けると、中にはクッキーやデコレーションパーツが入っていて、順番に組み立てていきます。

パーツがなくなってしまうと完成しないため、「ちょっと味見したい!」と盛り上がる子供たちをなだめながら、どうにか無事に完成!

子供「残りはサンタさんに食べてもらおう」 クリスマスパーティーで母親がピンチ!
『お菓子の家』の完成写真(撮影:エニママ)

撮影:エニママ

夜のクリスマスパーティーで、「さあ、食べていいよ!」と声をかけると、子供が家の一部を砕いてパクリと食べたのですが…複雑な表情を浮かべて、すぐに食べる手を止めてしまったのです。

そんな予感はしていたものの、先生からもらったのは、ショウガやシナモンなどのスパイスを効かせたジンジャーブレッドを使った、本格的なお菓子の家。

海外では定番のクリスマスクッキーですが、スパイシーで独特の風味があるため、子供の口には合わなかったようです。

子供「残りはサンタさんに食べてもらおう」 クリスマスパーティーで母親がピンチ!
『お菓子の家』を作る写真(撮影:エニママ)

撮影:エニママ

一度食べるのを我慢したからこそ、余計に期待していたのか、ちょっぴり切ない表情を浮かべる子供たち。

それでも気持ちを切り替えたのか、こんな提案をしたのです。

「残りはサンタさんに食べてもらおう」

「きっとトナカイが全部食べてくれるよ!」

…さて、これに困ってしまったのは、母親の筆者。捨てるのは気が引けますし、一人で食べきるには大きすぎるサイズでしょう。

そこで、子供たちが寝静まった後にお菓子の家を細かくして、子供の手が届かない冷蔵庫の一番上へ。深夜のおやつとして、少しずつ姿を消していきました。

翌朝、お菓子の家がすっかりなくなっているのを見た子供たちは大喜び!

「サンタさんとトナカイが食べたんだ!」と嬉しそうにしている姿を見て、ほっと胸をなで下ろした母親なのでした。

親子そろって、忘れられないクリスマスの思い出になりました。

[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]

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