SNS社会の光と影を描き、放送開始とともに大きな反響を呼んでいるTVアニメ『デッドアカウント』。HOMINISでは、その魅力に多角的に迫るキャストインタビューを2回に分けてお届けしている。
第2弾に登場するのは、どこか影をまといながらも繊細な感情を抱えたキャラクター・霞流括を演じる内山昂輝。複雑に揺れる気持ちの機微、ネット空間が持つ怖さと優しさ──。その陰影をどう掬い取り、どんな瞬間が胸に残ったのか。内山が自身の言葉で語り尽くす。
――台本や原作を読んだときの第一印象を教えてください
「私たちが住む現実世界にもあるようなSNSやスマートフォンなどが劇中の霊媒師の設定と絡んで物語の導入となっていく点が現代的だなと思いました。学園を舞台にしたバトルアクション作品は馴染み深いですが、上記の現代性が『デッドアカウント』らしさなのかなと思います」
――内山さん演じる霞流括(かすばた くくる)は、冷静さと影のある雰囲気が印象的ですが、その魅力をどう表現しましたか?
「基本的にクールな雰囲気を大切にしつつ、『クソが!』と激昂してしまう瞬間とのギャップも大事にしました。本人的には汚い言葉を使うのはよくないという意識があるようで、言った次の瞬間に『失礼』などと謝るので、ダメだと分かっていてもそれをやめられないという感じも意識しました。また、物語が進むにつれて明らかになっていくキャラクターの背景などもあるので、それも頭に入れておきました」
――今作はSNSや炎上がテーマですが、内山さん自身はSNSとの距離感をどう考えていますか?
「とても難しいと思います。情報がたくさん獲得できるし、楽しいショート動画などもあるので面白いし便利な反面、情報が溢れすぎているとも言えるので、何が正しいかわからなくなる状況にもつながりやすいし、たくさんの人のメッセージが誰かを傷つけることも多い。当然、間違った情報も出てくるので十分に気をつけなくてはいけないと日々思っています。が、情報を得るために毎日何かは見ています」
――戦闘シーンと日常シーンで、声のトーンや間の取り方で工夫したことは?
「各キャラクターの特徴的な能力が鍵になるバトルアクションなので、戦闘シーンでは派手さやダイナミックさを重視しつつ、技名などの固有名詞はしっかりと観ている人に伝わるように注意してセリフを表現していきました。一方で、学園内の人間関係やクラスのチームワークなども重要な要素なので、日常シーンではキャラクターの心情を大切にして、他にも縁城蒼吏との関係性の変化などにも注意してセリフを表現していきました」
――印象に残ったセリフやシーンはありますか?(ご自身でもほかのキャラクターでも)
「1話の後半で、妹の死を受け入れられない縁城蒼吏に熱く向き合う霞流括の姿が印象的です。
――最後に、本作を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いいたします
「弥電学園にはたくさんのキャラクターがいて、しかもそれぞれに電能が設定されていてバトルスタイルが違うのも作品の魅力の一つです。また、それぞれのキャラクターにドラマがあるので初登場時の印象からお話が進むと見え方が変わってくるキャラクターも多いと思います。ぜひ、ストーリーもキャラクターも含めてアニメ『デッドアカウント』全体を楽しんでいただければと思います」
文=HOMINIS編集部

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