
歌手の石川さゆりが15日、自身のインスタグラムで長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」を東京藝術大学の学生らと訪問したことを報告した。
無言館は、戦争で出兵し帰らぬ人となった画学生たちが残した作品や戦場からの手紙などを、館主の窪島誠一郎氏が遺族から預かり展示している美術館。
館内で目にした作品について石川は、「悲しい絵や苦しみの絵はなく、帰ってきたらこの人と一緒に子供と幸せに暮らすんだ。家族団欒の幸せな日を想像して描かれたもの」と表現。出征兵士を送る声や歌が聞こえる中、「後10分、後5分と絵筆を持った時の絵」もあったと振り返った。
戦後80年を迎える今年、石川は「ほんとうに帰ることなく、お国のためと死んだ人たちの声、その時までの幸せな日が残されていました」と感じ入り、「80年を過ぎても『無言館』に収められた絵がどんな事があっても戦争はいけない!!と教えてくれました」と平和への強い思いを表明した。
最後に石川は、「懸命に今を生きている私たちは、平和に過ごす幸せと、平和に過ごす努力を考えなければ」と結び、茹だるような暑さの中での訪問体験を「いっぱい忘れないでいようと思いました」と締めくくった。
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【参照元】
石川さゆりオフィシャルインスタグラム