
フジテレビの宮司愛海アナが21日、自身のインスタグラムで東京国立近代美術館で開催中の戦争画展覧会「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」を訪れたことを報告した。
宮司は前日の番組「イット!」のオープニングトークでこの展覧会について話したことを明かし、「戦後80年の節目を迎える今年必ず見ておかなくてはと思い、行って来ました」と投稿した。
同展覧会では、近代美術館が所蔵する戦争画を中心に280点の作品や資料が展示されている。宮司は「あまり告知がされていないにもかかわらず、ネットを中心に話題になっている」と現状を説明し、実際に鑑賞した感想を詳細に綴った。
展示について宮司は「戦後長らくタブー視されて来たという戦争画、年代ごとに順を追って見ていくと、美術的表現の枠を超え、国民の戦意を高揚させるためのプロパガンダとして利用されていった変遷がよく分かる」と分析。一方で「密かに反戦の意志を持って描き続けた人も居た」ことも発見したと述べている。
特に印象深かったものとして、展示最後にあった画家・小川原脩氏のインタビューの言葉を紹介。「戦争というのは訳もわからずわーっとせまってくる。経験したことのある人じゃないとわからないんじゃないかな」「あとから反戦でしたって言ったっておかしい、僕はそう言う人の言うことは信じない」という証言を引用し、戦争体験者の生の声の重さを伝えた。
会場では親が子どもに日本の歴史を教える光景も見られたといい、宮司は「過去の過ちも含め、こうした記録から後世へ伝え続けていくことの重要性を感じた展覧会でした」と総括。展覧会は10月26日まで開催されており、多くの人に足を運んでもらいたいと呼びかけている。
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【参照元】
宮司愛海オフィシャルインスタグラム