
女優の大竹しのぶが22日、自身のインスタグラムを更新し、舞台「華岡青洲の妻」の千秋楽を迎えた心境を綴った。
投稿では、「本当に色々あったのに、それでもいつもみんなで一つになって、とにかく頑張って来たチーム」と振り返り、共演者への感謝の気持ちを表現している。
特に印象的だったのは、曾我廼家文童から贈られたピンクの草履にまつわるエピソード。大竹がお化粧をしていた際、文童から「この草履が飴色になったら一人前」と言葉をかけられ、「はい、その日まで頑張ります」と答えたという。大竹は「人間じゃなくて、草履としていい味が出るって事だった。でもそうなんだ、積み重ねだ」と、その言葉の深い意味を受け止めている。
また、長谷川稀世についても「いつもいつも『あなた大変ねえ、私は何も出来なくて、ごめんなさいね』と仰って、励ましてくださいました。優しいお母さんでした」と感謝を込めて振り返った。
投稿の最後には「楽しい華岡青洲ファミリー。もっともっと話したかったなあ」と名残惜しい気持ちを表し、「また思い出写真載せます」と今後の投稿も予告している。添付された写真には、浴衣姿の共演者たちと笑顔で写る大竹の姿が収められており、舞台を支えたチーム一丸となった絆の深さがうかがえる。
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【参照元】
大竹しのぶオフィシャルインスタグラム