住吉美紀、西島秀俊にインタビュー「人生や作品との向き合い方も、とても真摯で、誠実な方」
住吉美紀オフィシャルインスタグラム(@miki_sumiyoshi)より

フリーアナウンサーの住吉美紀が26日、自身のインスタグラムで俳優の西島秀俊にインタビューを行ったことを報告した。

住吉は西島主演の新作映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』の完成報告会見で司会を務め、その際に自身が担当するラジオ番組「BlueOcean」でも紹介するためインタビューを実施した。
住吉によると、西島は時折同番組を聴いているといい、「初っ端から感激だった」と興奮を隠さなかった。

真利子哲也監督による『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』は日台米の合作映画で、台詞の99%が英語という意欲作。NYに住む日本人研究者と人形劇団のアートディレクターの夫婦が、息子の誘拐事件をきっかけに互いのすれ違いや人生の傷と向き合うストーリーとなっている。住吉は「観て1ヶ月経った今も、なんだか心に、ざらっとした質感が残る、印象深い作品だ」と評価した。

インタビューで西島は、今回の作品について「英語をうまく発音しようと考えず、その内側にある人間の内面を充実させて演じることに集中した」と語った。また、「他者同士が一緒に暮らすと、違う国から同士じゃなくても、考え方の違いや本当に小さな『これ片付けてよ』などの生活習慣の違いがある、そういう生活と地続きにある人間を演じたかった」と役作りへの思いを明かした。

番組のメッセージテーマ「見て見ぬふりしています」について問われた西島は、「仕事が入るようになって一番嬉しかったことが、好きな本と好きなDVDが好きに買えるということ。その嬉しさが続き、つい買い過ぎてしまい、どんどん積み重なっている。でも、いざ見るとなると、好きな作品を繰り返し見てしまう」とユーモアを交えて回答した。

さらに西島は、フリーで働くようになってからの変化として「直接自分自身がいろんな方と会って話す機会が増えて、自分がどう言えば、本当に伝わるのか、言葉の力などを考えるようになり、人間としてすごく良い経験をしている」と心境を述べた。

住吉は西島について「言葉だけでなく、その歩み、人生や作品との向き合い方も、とても真摯で、誠実な方だと思った。素敵な方だ」と感想を述べ、今後の出演作品への期待を示した。


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【参照元】
住吉美紀オフィシャルインスタグラム

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