
滝川クリステルが28日、自身のインスタグラムで財団の活動に関する虚偽情報について声明を発表した。この投稿は、約20年のメディア経験で基本的に静観を続けてきた滝川が、財団活動への誤解やダメージを避けるため意を決して行った2度目の公式発信である。
問題となっているのは、SNS等で「滝川クリステルおよび当財団が太陽光発電事業を手がけている」との情報が流布されていることだ。一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルは、この情報を「事実と全く異なる」として明確に否定し、必要に応じて発信者に対し法的措置を含めた記載内容の削除・訂正を求める方針を示した。
同財団は2014年の設立以来、「プロジェクト・ゼロ」「プロジェクト・レッド」「プロジェクト・SOS」を軸にアニマルウェルフェアの向上や生物多様性の保全に取り組んでいる。滝川は太陽光発電の設置・運営・販売その他いかなる形でも太陽光発電事業に関与していないと強調した。
なお、2020年9月より再生可能エネルギーを供給するハチドリ電力の契約者が同財団を寄付先として選択した場合、電気料金の一部が寄付される仕組みがあるが、これは一般の寄付と同様の活動支援であり、太陽光発電事業への関与を意味するものではないと説明している。
滝川は投稿の中で「インターネットには真実とは異なる情報が溢れている」と現状を憂慮し、「立場のある方でさえも虚偽の情報をそのまま信じ、互いに攻撃し合うような悲しい現実」を指摘。拡散や発信の前に情報の正確性を見極めることの重要性を訴えた。
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【参照元】
滝川クリステルオフィシャルインスタグラム