
元宝塚歌劇団の真飛聖が9月5日、自身のインスタグラムで2026年4月に新国立劇場小劇場で上演される『ガールズ&ボーイズ』の日本初演舞台に出演することを発表した。真飛にとって久しぶりの舞台復帰であり、初の一人芝居への挑戦となる。
真飛は投稿で「思ったこともなかった一人芝居…一体、どうなるのか、本当にわかりません」と率直な心境を明かしながらも、台本を読んだ際の直感的な感覚について「既に自分が舞台で話しているかのような感覚がそこにはあって、すんなりと、登場人物として読み進めていけた」と綴った。出演を決めた理由については「やらない理由が見つからない!これは最大の決め手でした」と力強く述べている。
作品について真飛は「1人の女性の心が見えているようで、見えていなかったり、軽快なテンポで進んでいたのに、突然時が止まった感覚に陥ったり」と複雑な物語性を表現し、「観てくださる方には、私の言葉から色々な想像を膨らませてもらって、舞台上に、登場人物をふやしてもらいたい」と観客への期待を込めた。
演出は稲葉賀恵が手がけ、今回はダブルキャストオーディションも開催される予定。真飛は「異なる世代のキャストの目線だったり、解釈が加わることで深みが増す作品だと思う」と共演者への期待も示している。
今年が芸歴30周年の節目の年となる真飛は、ライブ活動にも挑戦しており、来年の舞台復帰と合わせて新たなステージでの活動に意欲を見せている。
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【参照元】
真飛 聖オフィシャルインスタグラム