梅宮アンナ、富山で乳がん啓発トークショー開催「やっと自分らしい生き方ができる」
梅宮アンナオフィシャルインスタグラム(@annaumemiya)より

モデルでタレントの梅宮アンナが9月7日、富山県の株式会社シンコーにて乳がん啓発トークショーイベントを開催した。同社が乳がん啓発活動を行っていることから梅宮を招いた形で、昨年に続き2回目の開催となった。


梅宮は2024年10月に浸潤性小葉癌ステージ3Aの告知を受けた際の心境を振り返り、「がんを告知された日、自分の世界が一変したことを覚えている。ショックよりも、新たな自分の人生が始まるんだと思えた」と綴った。治療については東京築地の国立がんセンターで標準治療のみを選択し、抗がん剤、手術、放射線治療を経て、2025年4月10日に予定されていた治療を無事終了した。

今回のトークショーでは乳がんの話に加えて結婚についても言及。世継恭規氏との結婚を通じて「家族がどのように病気の人を支えて日々を送るのかも今の私にとっては大事なテーマになっている」と述べ、がんサバイバーとしての発信を続ける意向を示した。

梅宮は長年、芸能界での表面的な判断に悩まされてきたことを明かし、「私、そんな人じゃないんだけど」という思いを抱え続けてきたという。しかし、がんの告知を機に「昨日までの私とサヨナラして、新たなことを始めよう。その為には全てを曝け出す必要があって、やっと心が籠る表現ができる」と心境の変化を綴った。

また、がんの公表後に様々な「がん商法」の勧誘があったことに触れ、「なぜこんな無責任なことが言えるのだろうかと悲しかった」と述べ、標準治療以外は一切行わなかったことを強調した。

現在は「人生の幸せの中にいる。生まれてきて味わったことがない感覚」と語り、「やっと自分らしい生き方ができるんだと思う」と新たな人生への意欲を示している。梅宮は今後も自身の経験を通じて、がんサバイバーとその家族への支援となる発信を続けていく考えだ。


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【参照元】
梅宮アンナオフィシャルインスタグラム

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