平原綾香、亡き父・平原まことさんを偲ぶ「月を見るたび『あ、パパだ』」
平原綾香オフィシャルインスタグラム(@ayaka_hirahara_official)より

歌手の平原綾香が9月9日、自身のインスタグラムで約3年前に亡くなった父でサックスプレーヤーの平原まことさんについて投稿し、父の音楽への思いやアルバム「月の癒し」について紹介した。

平原は「平原さんちはことのほか、月が好きだ」と始まり、父が天国に引っ越してからは「月を見るたび『あ、パパだ』と言うようになった」と心境を明かした。


平原まことさんはマルチサックスプレーヤーとして活躍し、年間1000曲を超えるレコーディングに参加することもあった。スタジオミュージシャンとしてアーティストのレコーディングや映画・ドラマの劇伴を手がけ、フランク・シナトラやナタリー・コール、スティーヴィー・ワンダーなど海外アーティストのコンサートにも参加し、カーネギーホールでの出演経験もあった。

平原は幼い頃から父の音楽活動を間近で見てきたといい、「ヒットチャートに名を連ねるアーティストたちに『まことさん!』と呼ばれる父が幼いながらにとても誇らしかった」と振り返った。

まことさんが最も大切にしていたのは「人々の心の奥底にある優しさに訴えかける演奏をすること」で、そんな父が初めて自分のCDとして制作したアルバムが「月の癒し」だった。アルバムには本人のメッセージが込められており、「月の輝きにも似た人の心を癒してくれる音楽を創りたかった」「一番優しい音がするソプラノサックスを中心に演奏した」との思いが綴られている。

平原は「父の音楽やサックスをどうか忘れないでいてほしい」という思いを込めて今回の投稿を行い、「眠れない人、癒されたい人、傷を癒したい人にはぜひ、聴いてもらいたいアルバムだ」と呼びかけた。投稿の最後には「平原さんちは、月が大好きだ。これからも、ずっと」と締めくくっている。

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【参照元】
平原綾香オフィシャルインスタグラム

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