さだまさし、橋幸夫さん逝去を悼み15年の交流を振り返る 年初に最後の対面、叶わなかった約束も
さだまさしオフィシャルインスタグラム(@sada_masashi)より

シンガーソングライターのさだまさしが9月10日、自身のインスタグラムで歌手の橋幸夫さんの逝去を悼む投稿を行った。さだは橋さんとの15年にわたる交流を詳細に振り返り、心からの哀悼の意を表した。


さだによると、約15年前に橋さんから突然「会いたい」との招きを受けたのが交流の始まりだった。初対面を前に「叱られるのではないか」と恐る恐る出向いたさだに対し、橋さんは地球への感謝や音楽への思い、未来への不安などを滔々と語ったという。

その場で橋さんから「地球楽団」への参加を求められたさだは、即座に承諾。橋さんの人柄について「さっぱりとした男気の、明るく颯爽とした方」と振り返っている。

その後、さだは橋さんのために「夢の轍」という楽曲を制作して捧げた。橋さんはこの楽曲を気に入り、二人は食事を共にしたり、時代劇専門チャンネルでの対談、さだの番組「今夜も生でさだまさし」への出演など、様々な形で交流を深めていった。

最後の対面は今年初めのことで、東京から長崎への飛行機で偶然同席したのが最後の出会いとなった。時代劇を愛していた橋さんからは新作時代劇制作への協力を求められていたが、それも叶わぬまま別れることになったとさだは述べている。

投稿の最後で、さだは「心からご冥福をお祈りします。本当に残念です」と結び、偉大な先輩への深い敬意と惜別の思いを表現した。

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【参照元】
さだまさしオフィシャルインスタグラム

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