
パティシエの鎧塚俊彦が9月14日、自身のインスタグラムで芸能界のベテラン・井上順との交流について投稿し、井上の仕事に対する真摯な姿勢を紹介した。
投稿によると、井上は自身について「歌が上手い訳でも、踊りが上手い訳でも、トークがうまい訳でもない」と謙遜しながらも、16歳から芸能界で仕事を続けてこられたからこそ「人に感謝して精一杯仕事をする」と語ったという。
現在78歳の井上は、加齢による変化も率直に受け入れている。「最近は耳が悪くなったので、音楽はもう出来ません。アドリブが多いバラエティーも難しいです」と現状を説明する一方で、「ドラマと舞台はできます。セリフが決まっているから」と前向きな姿勢を示した。
特に印象的だったのは、台本の覚え方についての変化だといい、「昔は二回台本を読んだらセリフは覚えられました。しかし今は二百回読まないと台本を完全には覚えられません。それでも大丈夫なんです。二百回読めば良いことですから」と語り、困難を受け入れつつも工夫して乗り越える姿勢を見せたという。
鎧塚は、飲み会の席でも井上がMC時代と変わらないテンションでジョークを交えながら周囲を楽しませる様子に触れ、「順さんには本当に頭が上がりません」と敬意を表している。
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【参照元】
鎧塚俊彦オフィシャルインスタグラム