
演出家の宮本亞門氏が21日、自身のインスタグラムで能登半島豪雨から1年を迎えたことについて投稿した。宮本氏は「昨年9月21日の能登半島豪雨から一年が経ちました」として、亡くなった方々への哀悼の意を表すとともに、現在も仮設住宅での生活を続ける被災者への思いを綴った。
宮本氏は災害をきっかけにボランティア活動に参加し、その経験が映画「生きがい IKIGAI」の制作につながったと明かした。「少しでも寄り添いたいという想いが原点です」と述べ、被災地への継続的な支援の姿勢を示している。
同映画は現在、沖縄の桜坂劇場で9月26日まで上映されており、琉球新報でも取り上げられている。作品には鹿賀丈史、常盤貴子、津田寛治、根岸季衣、小林虎之介、手塚旬子らが出演している。宮本氏は企画・脚本・監督を担当し、「能登の希望を伝えたい」との思いを込めて制作した。
宮本氏は投稿の最後に「あの日のことを忘れず、そして被災された方々の思いがこれからも多くの人に届きますように」とメッセージを寄せ、災害の記憶を風化させることなく、被災者に寄り添い続ける決意を表明した。
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【参照元】
宮本亜門オフィシャルインスタグラム