市原隼人、舞台『中村仲蔵』上海公演千秋楽で感謝を込めた想いを綴る「演劇最高」
市原隼人オフィシャルインスタグラム(@hayato_ichihara)より

俳優の市原隼人が23日、舞台『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』の上海公演大千秋楽を迎えたことをインスタグラムで報告した。

市原は投稿で「幕があがれば終演まで役者に責任を持たせていただけ、芝居の本質を学ばせていただける大切な日々の中、毎公演自問自答しながら心身ともに余力を残さず全てを使い切り、日本の伝統や武士道と真摯に向き合い市川八百蔵(歌舞伎役者)と酒井新左衛門(侍)の二役に没入する時間をいただけた事に心から感謝している」と舞台への真摯な取り組みを振り返った。


同舞台では市川八百蔵と酒井新左衛門の二役を演じた市原。役作りのために江戸中期より歴史ある鳥羽屋三右衛門氏に弟子入りし、3代目から直々に芸事と向き合う心得を学び、三味線の稽古に励んだという。「役者にとって厳しい課題をいただけるありがたさを噛み締めながら無心になり三味線の稽古に尽くした日々は忘れられない」と述べ、伝統芸能への敬意と学びの深さを示した。

上海公演では現地の観客からの温かい反応に深く感動したという。「上海のお客様が一生懸命日本語で温かな声をかけてくださったり、日本語で綴ってくださったお手紙が涙が出るほど嬉しかった」と明かし、「国境を超えエンターテイメントを通して心から寄り添い合えたかけがえのない日々は自分にとって忘れられない宝物」と感謝の気持ちを表現した。

同舞台には藤原竜也、浅香航大らが出演し、源孝志が脚本、蓬莱竜太が演出を手がけた。市原は「劇場に足を運んでくださった皆様にこれ以上ない敬意を払い感謝申し上げる」と観客への感謝を込めて締めくくり、「演劇最高」という言葉で舞台への愛を表現した。

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【参照元】
市原隼人オフィシャルインスタグラム

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