
元フジテレビアナウンサーでフリーアナウンサーの笠井信輔が26日、自身のインスタグラムを更新し、帯状疱疹の悪化により緊急入院したことを報告した。
笠井は今月初めから喉の不調や咳き込みの症状があり、副鼻腔炎と診断されながらも体調を見ながら仕事を続けていた。
しかし症状は改善せず、片目が開かない状況でも松山での講演会や血液学会のオンライン生配信番組の司会、Tokyo MXTVの朝のニュース番組「おはリナ」への出演を続けていた。月曜日の番組出演後、念のため別の病院で診察を受けたところ、思った以上に状況が悪いことが判明し、緊急入院となった。
笠井は2019年に悪性リンパ腫を患った経験があり、当初はがんの再発を恐れていたという。しかし検査の結果、がんの再発ではなく、帯状疱疹ウイルスが目に悪影響を与えたことが原因と判明した。
医師によると、悪性リンパ腫の抗がん剤治療により免疫が下がり、帯状疱疹が出やすい状況が生まれていた可能性があるという。入院期間は2週間の予定で、その間はすべての仕事を休養するとしている。
入院直後に予定されていた講演会では、がんの講演活動を行っている妻が代行を務め、「笑いと涙の講演会」として大変好評だったことも明かした。笠井は「私よりもウケていたという話が出て、ちょっとジェラシー」と笑いを交えながら妻への感謝を表現している。
2週間後の退院後はすぐに仕事復帰できるとのことで、現在は治療に専念している。
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【参照元】
笠井信輔オフィシャルインスタグラム