笠井信輔、帯状疱疹で車椅子生活を公表 医療スタッフとの会話で働き方を見直し
笠井信輔オフィシャルインスタグラム(@shinsuke.kasai)より

フリーアナウンサーの笠井信輔が28日、自身のインスタグラムで帯状疱疹による入院と車椅子生活について報告した。

笠井によると、入院の4日前から右目が開かなくなり、入院時にはすでに脳が疲労している状況であった。
片目での生活の困難さと帯状疱疹の悪化により体力が低下し、歩行時のふらつきから車椅子での生活を余儀なくされているという。5年前のがん治療時には車椅子は1日のみの使用だったが、今回は3〜4日間継続しており、初めての経験だと明かした。

入院中の検査移動では、ヘルパーが車椅子を押してくれることに感謝の気持ちを表している。ヘルパーとの会話では、病院内での歩行が1日2〜3万歩に及ぶという過酷な労働実態を知り、「歩きすぎは健康に良くないので出勤日を減らして調整している。自分の体は自分で守らないといけない」というヘルパーの言葉に深く感銘を受けたと述べている。

この経験を通じて、笠井は自身の働き方について再考する機会を得たとしている。がん経験後も「普通に働けることの幸せ」を感じ、逆に仕事に打ち込んでしまう心境を吐露しながらも、多くの人から「働きすぎ」との指摘を受けていることを改めて認識したと述べている。

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【参照元】
笠井信輔オフィシャルインスタグラム

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