毎熊克哉、主演映画『安楽死特区』公開決定に思い「作品と役から逃げないことにした」
毎熊克哉オフィシャルインスタグラム(@kmaiguma)より

俳優の毎熊克哉が主演を務める映画『安楽死特区』が、2026年1月23日に新宿ピカデリーほか全国で順次公開されることが発表された。

毎熊は自身のインスタグラムで同作のメインビジュアルを公開し、章太郎役を演じることについて「正直とても怖かった」と率直な心境を明かした。
フィクション作品でありながら、実際に回復の見込みがない難病を抱える患者や家族が世界中に存在することを踏まえ、「生半可にはやれない」として役作りに真摯に向き合ったという。

日本では認められていない「安楽死」という選択について深く考える過程で、毎熊は「自分がどの立場に立つかによって考えは180度変わってしまい、もう死なせてくれ…まだ生きててくれ…なかなか答えは出せない」と葛藤を吐露。それでも「だからこの映画が必要なんだと思い、作品と役から逃げないことにした」と決意を述べた。

演技については、丸山昇一氏の脚本に「心臓の鼓動のようなビートがあって、そこに生(しょう)のリズムを刻み込むようなイメージで章太郎を演じた」と表現。「年齢問わず誰にとっても無関係ではない可能性がある題材」として、多くの人に劇場で観てもらいたいと呼びかけている。

同作は高橋伴明監督、丸山昇一脚本、長尾和宏原作で製作され、毎熊と大西礼芳がダブル主演を務める。加藤雅也、筒井真理子、板谷由夏、奥田瑛二、余貴美子、平田満ら実力派キャストが脇を固める豪華な布陣となっている。

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【参照元】
毎熊克哉オフィシャルインスタグラム

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