
女優の田中美佐子が10日、自身のインスタグラムを更新し、NHKの番組「にっぽん縦断 こころ旅」の秋編ロケで訪れた青森県今別町の袰月海岸高野崎での体験を報告した。
田中は番組の秋編放送が始まったことに触れ、「春編の東北をまだあげていないにも関わらず、秋編を一足先に」と前置きした上で、青森でのロケ体験を詳細に振り返った。
今回のロケは、昨年亡くなったご主人と夏の終わりによく出かけた思い出の場所を一人で訪れたという視聴者からの手紙がきっかけだった。田中は高野崎の先端から180度見渡せる絶景について「北は北海道、東は下北半島、西に竜飛岬が完全に見えるまさに絶景だった」と感動を表現。「海の青さがすごかった」「空の青さも相まって、いろんなブルーを見ることができた」と美しい景色に圧倒されたことを明かした。
特に印象的だったのは、その雄大な景色から感じた哲学的な思いだった。田中は「地球は丸いを少なくとも私は感じた」「夏の終わりと思ってしまうと寂しくなってしまう。あの雄大な景色の中、自分のちっぽけさも痛感してしまう」と心境を吐露。「それに抗って生きるのか、自分の小さな存在を受け止めて生きるのか」と自問自答しながらも、「どっちもありですよね」と結論づけた。
また、現地で偶然出会った人々との温かい交流についても言及し、「いきなり話しかけて、サザエと焼きとうもろこし食べさせてくださったお二人、ありがとうございました」と感謝の気持ちを表した。
投稿の最後には、雑誌「文藝春秋」に「こころ旅」について寄稿したことも報告し、「私の本心です。ぜひみなさん読んでください」と読者に呼びかけている。
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【参照元】
田中美佐子オフィシャルインスタグラム