
女優の田中美佐子が15日、自身のインスタグラムでNHK「にっぽん縦断 こころ旅」の青森県ロケ2日目の様子を報告した。今回は青函トンネル入口広場を訪れ、東日本大震災の被災体験を持つ鉄道関係者からの手紙を紹介している。
投稿によると、宮城県で鉄道関係の仕事をしていた金さんという人物が、東日本大震災の影響で仕事ができなくなった際、被害の少ない北海道新幹線の函館延伸工事に携わることになったという。3年後、新幹線の試運転日に青函トンネル入口広場で待機していた金さんは、青函トンネルから姿を現した新幹線に感動し、涙を流しながら敬礼したというエピソードが紹介されている。
田中も同じ場所で手紙を読んでいる最中に新幹線が通過するハプニングに遭遇。ベルのような音が聞こえ始め、パニック状態になりながらも早口で手紙を読み終えた。新幹線が現れると、自然に敬礼をしてしまったといい、「気分はトムクルーズでした」とユーモラスに表現している。
田中は「金さんや工事関係者の皆さんがこの難工事を頑張ってくださって、新幹線も走ることができたんだと思うと、感慨深い」と感想を述べ、青函トンネル入口広場から新幹線が顔を出した瞬間について「痺れました。めっちゃかっこいい!」と興奮を伝えている。最後に青森県東津軽郡今別町浜名にある同施設への訪問を勧めている。
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【参照元】
田中美佐子オフィシャルインスタグラム