
ギタリストの布袋寅泰が18日、自身のインスタグラムで大相撲ロンドン場所を観戦したことを報告した。会場となったロイヤル・アルバート・ホールで34年ぶりに土俵が組まれたこの歴史的なイベントについて、布袋は感動的な体験を詳細に綴った。
布袋は「相撲を生で見るのは何年ぶりだろう」と前置きした上で、象徴的なパイプオルガンの前に掲げられた英国旗と日本国旗、そして「満員御礼」の垂れ幕について「日英の伝統が響き合う光景は圧倒的に美しく、ほとんど現地の人々で埋め尽くされた会場は驚嘆のため息に包まれていた」と表現した。
特に印象的だったのは、34年前の1991年12月2日に自身が初めてロンドンでライブを行った年と重なることへの言及である。布袋は「TOWN & COUNTRY CLUBに立ち、ソロとして世界へ歩み出したあの夜を今も鮮明に覚えている」と振り返り、「アルバート・ホールは、僕にとって特別な場所。人生の旅路の先に、いつかこのステージに立ちたい」と心境を明かした。
大相撲の迫力についても熱く述べ、「大きな力士たちが全力でぶつかり合い、力と技で戦う迫力と、『礼に始まり、礼に終わる』武道の精神の美しさに酔いしれる」と表現。豊昇龍と大の里の二人の横綱について「存在感は圧巻!」と絶賛した。
また、現地での反響についても触れ、「ロンドン場所の模様は、現地メディアでも連日報道されている。力士たちがロンドン観光で見せる、土俵とは違ったユーモラスな表情も人気の的」と報告。「お相撲さんって、強くてカッコいいけど、可愛いんだよな。英国中が相撲に夢中です」と現地の熱狂ぶりを伝えた。
投稿の最後には「力士の皆さん、関係者の皆さん、どうぞ最後までお気をつけて、秋色のロンドンを満喫してお帰りください!」と温かいメッセージで締めくくった。
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【参照元】
布袋寅泰オフィシャルインスタグラム