キムラ緑子、介護の現実と夢への想いを綴る「我々は夢を売る商売などと言われているけれど…」
キムラ緑子オフィシャルインスタグラム(@kimuramidoriko._official)より

女優のキムラ緑子が20日、自身のInstagramで家族の介護について率直な想いを投稿した。

キムラは義理の母と義理の妹がおり、90歳になる義母がこれまで一人で妹の世話をしてきたが、動けなくなったと現状を報告。
「これまで頑張ってくれてたお母さんのありがたさが身に沁みる」と義母への感謝の気持ちを表した。

現在、キムラとその家族はそれぞれの親のもとで過ごしているといい、介護の現実に直面している。投稿では「介護製品がやたら高いこと」「介護認定によってサービスが違うこと」「母娘一緒にいないと暮らせないのにそのような施設が見つからないこと」など、介護制度の問題点を具体的に挙げて嘆いている。

一方で、家族が介護の大変さを実感してくれることについては「ワタシノイカリをやっと実感してくれて嬉しかったりもする」と複雑な心境も吐露した。

「一人では生きていけない人達が大勢いる。そばにいる人の元気はそのだれかのための元気だね」と介護する側の心境を表現したキムラ。作家と俳優について「我々は夢を売る商売などとよく言われているけれど、毎日介護の話、てへへへ」と苦笑いを浮かべながらも、「私の売りたい夢ってなんだ?」と自問自答し、最後を「夢 ゆめ」という言葉で締めくくった。

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【参照元】
キムラ緑子オフィシャルインスタグラム

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