SUGIZO、イラク・難民キャンプで6年ぶりライブ「彼らの安らぎと幸福を願わずにはいられない」
SUGIZOオフィシャルインスタグラム(@sugizo_official)より

ミュージシャンのSUGIZOが10月16日、イラク北部クルディッシュ自治区エルビルのダラシャクラン難民キャンプでライブを開催した。6年ぶりとなった同地への訪問は、NGO「JIM-NET」のオーガナイズにより実現した。


会場となったダラシャクラン難民キャンプでは、多くのクルド系シリア人難民が生活している。SUGIZOは前回の訪問時と比べて子どもたちが格段に増えており、異様なほどの盛り上がりで歓迎されたと振り返った。現地スタッフによると、2020年のパンデミック以降、海外からの支援と来訪が激減しており、このような慰問イベントは極めて貴重な出来事だという。

今回のライブは「COSMIC DANCE TORIO」として、マニピレーター&シンセサイザーのMaZDA氏、パーカッションのよしうらけんじ氏と共演。さらにJIM-NET現地スタッフの斉藤亮平氏がピアノでゲスト参加し、大きなグルーヴを届けた。

SUGIZOにとって特に感慨深かったのは、6年前は子どもだった人々がハイティーンとなり、再会を果たせたことだった。一方で、彼らがいまだに故郷に帰れない現実に憤りも覚えたという。シリア内戦は基本的に終焉を迎えているものの、新政権は混沌とした状態が続いており、クルド系をはじめとした少数民族が虐げられている状況では、安全な生活を取り戻すことは困難だと現状を説明した。

SUGIZOは「彼らが故郷へ戻れるのはいつになるのだろうか。少数民族である彼らの安らぎと幸福を願わずにはいられない」と心境を綴っている。今後、シリア人難民キャンプ慰問ツアーの写真を順次投稿していく予定だという。

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【参照元】
SUGIZOオフィシャルインスタグラム

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