ヒャダイン、槇原敬之の歌に救われた夜「ネガティブな過去も意味があると思えた」
ヒャダインオフィシャルインスタグラム(@hyadain_maeyamada)より

音楽プロデューサーのヒャダイン(前山田健一)が27日、自身のインスタグラムを更新し、大阪城ホールで開催された槇原敬之のコンサートに参加した体験を綴った長文の投稿をした。

ヒャダインは「日記を全然更新していなかった。
とても楽しく充実した毎日を送っている証拠、てことで」と前置きし、コンサート会場へ向かう途中の突然の土砂降りでびしょ濡れになった服を拭くために出したタオルが、1曲目から「涙腺大崩壊による滝雨の吸収役」となったと振り返った。

そして満員の大阪城ホールで槇原の楽曲を聴きながら、10代から40代にかけての人生の要所要所にある思い出が蘇ったという。「大切な思い出も忘れたい思い出も記憶の記録が途端に花開く」と表現し、大阪まで聴きに来た価値があったと感想を述べた。

さらにヒャダインは、誰にでもある「顔が真っ赤になるような自分の言動」について言及。ダサい服装や失礼な行為、上手くいかなかった恋愛など、普段は蓋をして目を向けずにいる過去の出来事について触れた。しかし槇原のコンサートを観ることで「自分史を肯定されている気がして、ネガティヴな過去も意味があると思える」ようになったと心境の変化を明かした。

近年は「過去の反省と後悔から汚点にならないような安牌の毎日をそろりそろりと生きている」と自身の現状を分析。誰かを傷つけることも自分が傷つくことも避けて「色々縮こまっている感覚」があることを率直に述べた。

そんな中で登場するのが「イマジナリーブラザー」という存在だ。「いちいち感動していちいち傷ついていこうぜ。なあ、兄弟!」と発破をかけるこの架空の兄弟に対し、今回のコンサートをきっかけに初めて返事をしたという。最後は「どんな道を歩いていったとしてマッキーの歌は寄り添ってくれるのだから!」と締めくくり、音楽への深い愛情と人生への前向きな姿勢を示した。


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【参照元】
ヒャダインオフィシャルインスタグラム

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