永瀬正敏、56年の歴史に幕を下ろす「盛岡ピカデリー」閉館に立ち会う 「本当に辛い」と心境吐露
永瀬正敏オフィシャルインスタグラム(@masatoshi_nagase_official)より

俳優の永瀬正敏が、56年間にわたって営業を続けてきた盛岡ピカデリーの閉館に立ち会い、その様子をインスタグラムで報告した。

永瀬は、もりおか座映画祭で盛岡を訪れた際、フォーラム盛岡の新劇場オープンと盛岡ピカデリーの閉館という対照的なニュースを同時に聞いたという。
全国でミニシアターが次々と閉館する現実について「本当に辛い」と心境を吐露している。

閉館当日、永瀬は舞台挨拶の前に盛岡ピカデリーを訪問した。まだシャッターの閉まった劇場前には、閉館を惜しむ数名の客が並んでいた。受付担当の女性は「長い間お世話になりました。ルミエールはまだまだやっておりますのでよろしくお願いします」と力強い声で来場者を迎え入れていたという。

劇場内では、母親に連れられた子どもたちが嬉しそうに廊下を走り回っており、永瀬は「劇場全体がその笑顔の子供達を優しく包み込んでいる様だった。今まで沢山の方々の様々な思いをそうして包み込んできたのだろう」と感慨深く振り返っている。

最後に支配人と握手を交わした際、「まだまだ素晴らしい映画を作り続けてくださいね」という言葉をかけられ、永瀬は胸を熱くしたと明かした。投稿では「56年間沢山の作品を観客の皆さんに届けていただいて有難うございました。お疲れ様でした」と感謝の気持ちを込めてメッセージを締めくくっている。

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【参照元】
永瀬正敏オフィシャルインスタグラム

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