須賀健太、大倉孝二への尊敬を告白「大好きです」 『最後のドン・キホーテ』千穐楽で感謝
須賀健太オフィシャルインスタグラム(@sugakenta1019)より

俳優の須賀健太が11月5日、自身のインスタグラムを更新し、KAATプロデュース『最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote』の千穐楽を迎えたことを報告した。

須賀は同作品で、ペドロ(自分のことを少年だと思い込んでいるおじさん)、負傷した兵士、役人、中世の人など複数の役を演じた。
7月から始まった稽古期間を含む4ヶ月間の長い旅路を振り返り、「カンパニーの皆さんの創り出す空気感が本当に心地良くて、時間を忘れる日々でした」と充実した時間を過ごしたことを明かした。

特に座組で最年少として参加したことについて、「こんな素敬な座組で最年少をやらせて貰えて、たくさん勉強させて頂けて嬉しかった」と感謝を示し、「知らない事出来ないこと、まだまだあるな」と自身の成長への意欲を述べた。

作品を手がけたケラリーノ・サンドロヴィッチ氏については、「ケラさんの創り出す世界に存在する事ができて本当に嬉しかった」と表現。自身が演じた「自分の事を少年だと思い込んでいるおじさん」という役柄について、「今までの自分を全部ひっくるめたような役柄を演じられて幸せでした」と特別な思いを込めた。

座長の大倉孝二については「大好きです」と率直な気持ちを表し、「恥ずかしながら、大倉さんが言葉を発して初めて真に理解できる台詞がたくさんあったくらい」と演技への影響を受けたことを明かした。大倉とケラ氏の関係性を「ナンセンスの権化」と表現し、深い憧れを抱いていることを述べた。

投稿では共演者一人一人への感謝の言葉も綴られ、山西惇、えいじ、武谷公雄、土屋神葉、伏見蛍らとの思い出やエピソードを詳細に記している。特に武谷については「何かあったら武谷さんに相談してました」「武谷さんがキャストに居たからというのがあります」と信頼関係の深さを表現した。

最後に須賀は「この作品に関わっている時間はなぜか『もっと演劇したいなぁ』『もっとクリエイティブしたいなぁ』と演劇に前のめりになる気持ちが強かった」と創作への意欲を新たにしたことを報告し、改めて作品への参加に感謝の気持ちを示した。

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【参照元】
須賀健太オフィシャルインスタグラム

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