梅宮アンナ、乳がんステージ3Aを乗り越えて “再建しない”生き方を選ぶ理由
梅宮アンナオフィシャルインスタグラム(@annaumemiya)より

タレントの梅宮アンナが、乳がん手術から1年を迎えるにあたり、自身のインスタグラムで詳細な闘病体験を公開した。

昨年11月7日、ステージ3Aの診断を受けた梅宮は、右胸全摘出手術とリンパ節転移部分の摘出手術を受けた。
手術時間は3時間19分に及んだ。同時再建は行わず、その理由として治療コースに放射線治療が含まれていたことと、本人が再建を望まなかったことを挙げている。

手術後の痛みは想像以上に激しく、10分おきにボタン式の痛み止めを使用していたが、24時間後には回収され、その後はロキソニンでの対応となった。術後翌日から歩行リハビリが開始され、涙を流しながらも身体を動かし続けたという。

退院時にはドレーンの抜去で気絶寸前の状態になるなど、入院中も多くの困難を経験した。退院後の生活はさらに過酷で、コップを取ることや洗濯物を干すことなど、日常動作すべてが困難だった。右腕が上がらない状態が術後半年も続き、3月の放射線治療開始までに腕が上がるようになるか焦りもあったが、日々のリハビリの結果、治療開始時には腕が上がるようになった。

現在では普通に仕事をこなし、夏には胸部パッドも使用せずに水着を着用するまでに回復した。傷周りの痛みは残るものの、1年前とは大きく異なる状態だという。今後も再建手術は考えておらず、「ない方が楽」だと述べている。

梅宮は同様の手術を控える人々に向けて、「個人差はあるが、初めは痛くて辛いが必ず楽になる日が来る」とエールを送り、体験談を共有することで励ましのメッセージを届けている。

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【参照元】
梅宮アンナオフィシャルインスタグラム

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