市原隼人、演じるトニーと自身を重ね合わせ「役者以外の道がない」と心境を吐露
市原隼人オフィシャルインスタグラム(@hayato_ichihara)より

俳優の市原隼人が11月26日、自身のインスタグラムを更新し、フジテレビ系ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』で演じるトニー安藤役について深い思いを綴った。

市原は投稿で「自分は、トニーと変わらない役者かもしれない…いや……未だに何度も芝居を嫌いになり、好きになりを繰り返して分からない」と率直な心境を明かした。
さらに「トニーと同じ様に自分には役者以外の道がないから…芝居の世界が逃げ道でもあり芝居に救われ、腐れ縁の様な感覚になった」と、演じる役と自身の境遇を重ね合わせながら俳優業への複雑な思いを吐露した。

一方で、現場への愛情についても言及し「何より現場と現場の皆んなが好きだ。作品は1人じゃ成し得ない」と強調。過去の撮影を振り返りながら「誰かと奮闘したあの日、あの場所、あの時に戻りたいと思わせていただける事が財産だと感じさせていただきました」と感謝の気持ちを表した。

最後に市原は「これからの日々もいつかそう思えるように墓に入るまで現場に直向きでいたい」と今後への決意を示し、投稿を締めくくった。

『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は毎週水曜よる10時にフジテレビで放送されており、市原はこわもてで寡黙なWS劇場の用心棒、トニー安藤を演じている。

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【参照元】
市原隼人オフィシャルインスタグラム

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