元スピード スケート選手・小平奈緒のカフェが開店から4カ月「誰かの居場所を守れる人でありたい」と心境
小平奈緒オフィシャルインスタグラム(@nao.kodaira)より

スピードスケート元五輪金メダリストの小平奈緒が、自身が経営するカフェ「Climbing Coffee」の開店から4カ月が経過したことを報告し、地域に根ざした居場所づくりへの思いを綴った。

小平は12月11日のインスタグラム投稿で「真夏に始まったClimbing Coffeeも、お陰様で4ヶ月が経ちました」と現状を報告。
同店は8月11日に長野県の相澤病院隣接のフォーラム本庄1階にオープンしており、「マチをつなぐ山小屋のような居場所」をコンセプトに運営されている。

小平は病院を窓越しに眺めながらの日々について「24時間365日安心を届け続ける病院を窓の向こうに眺めながら、1日1日を編んでいます」と表現。「私は命を救うことはできないけれど、誰かの居場所を守れる人でありたいし、気持ちだけでもそばにいられる人でありたいです」と自身の役割への思いを述べた。

また、カフェ運営における姿勢として「気づくこと、想像すること、距離感を程よく保つこと、自分でできることを奪わないこと」といった独自の「寄り添う」感覚を大切にしていることを明かした。

小平は「『有名人がやっているお店』ではなく、しっかりと地域に根付いていく空間をつくれるように。丁寧に、ていねいに」と結び、著名人としての立場に頼らない地域密着型の店舗運営を目指す決意を示した。

【関連記事】
小平奈緒、スケート教室で子どもたちと触れ合い「氷の上は愉しい」
小平奈緒、引退から3年「誰かの安心でありたい」 地域とともに歩む現在を報告
小平奈緒、実家の稲刈りを手伝い「コダイライス2025」収穫

【参照元】
小平奈緒オフィシャルインスタグラム

編集部おすすめ