渡辺えり、「東京の母」急逝に涙「まだお別れしたくない」
渡辺えりオフィシャルインスタグラム(@eri.watanabe_official)より

女優・演出家の渡辺えりが16日、自身のインスタグラムで池袋のおでん店「やま」のママ・新妻暎子さんが15日早朝に亡くなったことを報告した。

渡辺は舞台芸術学院の生徒時代からアルバイトをしていた同店で新妻さんと出会い、長年にわたって親しい関係を築いていた。
新妻さんは渡辺の舞台芸術学院での作品から現在まで全ての作品を観続けてくれた唯一の人物だったという。

新妻さんの夫は劇団3○○の役者・東銀之助で、夫妻は渡辺にとって芸能界での恩人的存在だった。渡辺が初めて出演したテレビの対談番組では洋服を貸してもらうなど、「東京の母と言っても過言ではない」と感謝を込めて振り返っている。

渡辺が古稀のコンサートを池袋で開催することを決めたのも新妻さんに喜んでもらうためで、コンサート後には昔のようにお店を手伝い、得意の大根の千本切りで納豆を作る約束をしていたという。また、渡辺がシャンソンを歌うようになったきっかけも新妻さんの影響で、店でよく「ろくでなし」をオタマをマイク代わりにして歌っていたエピソードも明かした。

先日も明治座の舞台を観に来てくれたばかりで、あまりに突然の別れとなった。渡辺は「私はまた一つ大事な星を失いました」と悲しみを表現し、「コンサートはママが側にいると思って歌います」と故人への思いを込めてコンサートに臨む決意を示している。

【関連記事】
唐十郎&小日向文世の息子が俳優として躍動 渡辺えりと3ショット
前田愛、結婚16年目の記念日に幸せいっぱい投稿 息子の“100年目の約束”にほっこり
中村勘九郎・前田愛夫妻が楽屋訪問! 渡辺えり、台詞の間違いを指摘され「流石!」

【参照元】
渡辺えりオフィシャルインスタグラム

編集部おすすめ