パティシエの鎧塚俊彦氏が12月30日、自身のインスタグラムでM-1グランプリについての所感を投稿した。鎧塚氏は録画で同番組を視聴し、今回の出場者たちの完成度の高さを絶賛。
島田紳助氏の「成功の方程式」論を引用しながら、芸人と職人の共通点について言及している。

投稿で鎧塚氏は「菓子職人である私が、お笑いについて批評めいたことを申し上げるのは誠に僭越の極み」と前置きしつつも、今回の出場者について分析を展開。島田紳助氏がかつて語った「成功とは偶然ではなく、自らの能力や個性というXを正しく認識し、社会や時代の流れというYを冷静に分析したうえで、両者を結びつける公式を確立しなさい」という言葉を紹介した。

その上で鎧塚氏は「今回の個性派揃いの出場者の皆様は、卓越した話芸にとどまらず、その方程式を見事に構築し、完成度の高い形で提示されていた」と評価。さらに紳助氏の「変化し続けるYに対応できる方程式を持たなければ、一発屋で終わってしまう」という言葉も引用し、継続的な成功の条件について触れている。

最後に鎧塚氏は「職人もまた芸人さんと同じ。己の個性を理解して磨き続けると同時に、時代を読み、変化に応じて方程式を更新し続けることを常に肝に銘じ、日々精進していかねばならない」と締めくくり、芸人と職人に通じる成功哲学について自身の考えを述べた。

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【参照元】
鎧塚俊彦オフィシャルインスタグラム

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