笠井信輔アナ、海老名香葉子さんを偲ぶ 35年以上にわたり交流
笠井信輔オフィシャルインスタグラム(@shinsuke.kasai)より

フリーアナウンサーの笠井信輔が12月30日、自身のインスタグラムで落語家・林家正蔵、三平の母である海老名香葉子さんが92歳で亡くなったことを報告し、35年以上にわたる交流を振り返った追悼文を投稿した。

笠井は「林家正蔵さん、三平さんの母にして落語家・林家の偉大なる女将さん海老名 香葉子さんが、92歳で旅立っていかれました」と訃報を伝え、「ご家族に見守られながら、穏やかな旅立ちだったそうです」と明かした。


笠井と香葉子さんとの出会いは35年以上前に遡る。正蔵師匠がまだ「こぶ平」として活動していた時代からの縁で、家族ぐるみの付き合いを続けてきたという。笠井の3人の息子たちも生まれた時から香葉子さんに成長を見守られ、毎年2月の豆まきや5月の根岸のお祭りなど、年中行事を通じて交流を深めていた。

香葉子さんについて笠井は「戦中を生き抜いた、昭和の女性の芯の強さを感じた」と振り返り、東京大空襲を幼少期に体験した香葉子さんが自らの私財を投げ打って石碑を建立し、その体験を伝え続けていたことに「同じように体験を伝える立場の人間として、尊敬の念しかありません」と敬意を表した。

また、香葉子さんの人柄について「お弟子さんへの愛、そして、何よりも息子、正蔵、三平、お孫さんたち、さらには亡き夫・初代三平師匠への愛」を常に感じていたとし、「精神の強さと、深い深い愛情をお持ちの方でした」と評価した。

最後に笠井は林家一門に向けて「年末年始、みんなが落語家さんの笑いを待っています。上を向いて、お仕事頑張ってください。それが、何よりの女将さんへの供養になると思います」とエールを送り、「空から女将さんに褒めていただけるよう、私たち、がんばります!!」と結んだ。

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【参照元】
笠井信輔オフィシャルインスタグラム

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