藤原紀香、舞台公演中に死去した父親の戦争体験と不器用な愛情を振り返る感動的な投稿
藤原紀香オフィシャルインスタグラム(@norika.fujiwara.official)より

女優の藤原紀香が2月6日、インスタグラムで亡くなった父親への思いを綴った長文の投稿を公開した。投稿は前編・後編に分かれており、厳格だった父親との思い出から、NHK「ファミリーヒストリー」で明らかになった父親の壮絶な戦争体験まで詳細に綴られている。


藤原は父親を「絵に描いたような昭和の頑固おやじ」と表現し、大学生になっても門限は夜10時で、少しでも遅れると木刀を持って玄関前で仁王立ちしていたというエピソードを紹介。芸能界入りにも猛反対され、上京の際も「出て行くなら、もう二度と帰ってくるな」と言われたものの、父親自ら軽トラックを運転して東京まで荷物を運んでくれたという。

その際、道中は一言も話さず、荷物を運び終えた帰り際に「鍵、閉めろ。戸締りだけは毎日しっかりしろ」とだけ言い残して帰っていったエピソードを「不器用で言葉少ない、けれど確かな愛情と、娘を一人の人間として送り出す、父の覚悟だった」と振り返っている。

後編では、父親のルーツについて言及。祖父母が満州の開拓団として渡り、父親はそこで生まれたが、日本の敗戦により一家の運命が一変したことを明かした。当時5歳だった父親は祖父と奇跡的に日本へ帰還したものの、赤痢にかかった妹と、娘を置いては行けないと残った祖母は満州で命を落としたという。

藤原は「生きることの厳しさを身をもって知っていたからこそ、父は私の上京に反対し続けたのでしょう」とし、「戦争を生き抜いた貴方の強さと、不器用だけれど大きな優しさを受け継ぎ、貴方の娘として体現できるよう これからも歩いていきます」と締めくくった。

なお、藤原は前日の投稿で、舞台『忠臣蔵』の公演中に父親が死去していたことを公表していた。

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【参照元】
藤原紀香オフィシャルインスタグラム

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