今年2月、東京・南青山の骨董通り沿いに焼鳥店「焼とり 常世長鳴鳥(とこよのながなきどり)」がオープンした。

ここは九州産の新鮮な地鶏を、実力派の店主が一串一串丁寧に焼き上げてコース仕立てで提供する焼鳥店。

庶民的な印象がある“焼鳥”のイメージをワンランクもツーランクも上に引き上げる良店なので紹介したい。

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「焼とり 常世長鳴鳥」が南青山にオープン

「焼とり 常世長鳴鳥」は、実力派の焼鳥職人として名高い大澤利博氏が指揮する焼鳥店。

大澤氏は名店「バードコート」などで修業を重ねた後、青葉台で焼鳥とワインの店「POULET VIN(プーレヴァン)」を開業。その手腕や味が反響を呼び、POULET VINは瞬く間にミシュラン ビブグルマンに選出されるほどの人気店となった。

東京・南青山|実力派の焼鳥職人が手掛ける「焼とり 常世長鳴鳥」で特別な食体験を

そんな同氏が今年に入り、南青山に新たに開業したのがこの「焼とり 常世長鳴鳥」だ。

店名の「常世長鳴鳥」は、日本神話に登場する鶏に由来。この鶏は、天照大神が天岩戸に隠れ世界が闇に包まれた際、岩戸の前で鳴き夜明けを告げて岩戸を開かせたという。

同店ではこの鶏の名にあやかって、「新たな1日を始めたくなるような焼鳥」をゲストへと提供する。

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新鮮な地鶏を備長炭で丁寧に焼き上げる

同店では、鹿児島や宮崎の生産者や加工場から直接仕入れた朝引きの地鶏を食材として使用。備長炭で一本ずつ丁寧に焼き上げることで、素材の旨味を最大限に引き出している。

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メニューは至ってシンプル。税込12,000円のおまかせコースを、17時30分と20時の2部制で提供している。

このコースは全17品による構成で、黒さつま鶏の刺身、みやざき地頭鶏や黒さつま鶏を使用した定番のねぎまやもも肉、せせりといった串物のほか、その日の仕入れによっては白レバーや背肝などの希少部位がテーブルへと並ぶ。

さらに串の合間には、旬の食材を取り入れた一品料理も。

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コースの締めには、自然交配をしていない原種として知られる、大粒かつ粘りと甘みが特徴の岡山「朝日米」の白米を。さらに、鶏の旨味をじっくり抽出した鶏ラーメンでゲストの腹を満たす。

ドリンクには、宮崎の都農ワイナリーの日本ワインや、鹿児島の日本酒など、九州の食材との相性を追求したセレクションを用意。ソムリエと焼き師がタッグを組んで選んだ内容で、料理の味わいをさらに引き立てる。

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店の雰囲気も心地いい。店内は木の温もりと落ち着いた照明に包まれた静謐な空間となっており、一串一品の味と真剣に向き合うことができる。

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気になった人は「焼とり 常世長鳴鳥」をその足で訪れ、都会の喧騒を忘れて美味しい焼鳥を堪能しては。

焼とり 常世長鳴鳥(とこよのながなきどり)
所在地:東京都港区南青山5-16-1 青山ビル 2F
営業時間:17時30分~23時
定休日:月・火曜日
公式サイト:https://www.tokoyo-no-naganakidori.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000160272.html

(IKKI)

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