東京・銀座1丁目の中国名菜「銀座アスター本店」では、2025年春限定、ヴィーガンメニューの提供を開始した。

同メニューは、伝統的な中国の精進料理を現代的なヴィーガン料理にアレンジした銀座アスター本店オリジナルだ。

この機会に新しい味わいを楽しんでみたい。

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中国の食文化について発信する「銀座アスター」

「銀座アスター」は昭和元年に銀座で創業以来、中国料理専門店として日本社会に中国の食文化の価値を発信しつづけてきた。

同店は昭和後期から現在に到るまで、中国各地への現地研修を重ね、本場の技法に学びながら、日本の食材や季節感を生かした独自の料理を提供している。

銀座アスター本店で味わう「精進ヴィーガンメニュー」春限定で登場

伝統的な精進料理を現代に合わせたメニューへ

古くから中国には仏教の戒律にもとづいた伝統的な精進料理があり、肉や魚を禁じ、卵や香辛料も使わず、野菜ときのこ、豆腐などの大豆製品といった植物性の素材のみが用いられている。

今回の「精進ヴィーガンメニュー」は、古来の調理法を踏まえながらも、現代の感性に寄り添った料理として再構成されたものだ。

なお、このメニューでは、肉、魚、乳製品、卵、蜂蜜などの動物性食品は使用しておらず、アルコールや香辛料など、一部ヴィーガンの方が避ける食材は使用されている。

銀座アスター本店で味わう「精進ヴィーガンメニュー」春限定で登場

日本の春らしい味わいが楽しめるメニュー

ここで、期間限定のヴィーガンメニューをいくつか紹介したい。

「穂付き筍と乾燥筍の健美蒸しスープ(3,850円)」は、干すことで凝縮された旨みを持つ乾燥筍と、みずみずしい春筍を、風味豊かな天白椎茸と希少なモリーユとともに、じっくりと蒸し煮にしたスープだ。

素材の滋味がゆっくりと溶け合い、ひと口ごとにやさしく体に染みわたる、ほっとするような味わいに仕上がっている。

銀座アスター本店で味わう「精進ヴィーガンメニュー」春限定で登場

「穂付き筍とちしゃとうと鮑茸の煮込み(3,300円)」は、旬の筍と、レタスの仲間として知られる「ちしゃとう(茎レタス)」を、上品な旨みをたたえた鮑茸とともに、精進スープ「素湯(スータン)」でさっと煮含めた一皿。

異なる食感が織りなすハーモニーと、素材本来の滋味深さを味わえる、静かな余韻を残すメニューだ。

銀座アスター本店で味わう「精進ヴィーガンメニュー」春限定で登場

そして、「葱香る季節野菜の中華風フォー(3,080円)」は、大豆をベースにした精進肉の唐揚げを主役に、春の恵みをふんだんに盛り込んだ、彩り豊かな野菜のフォーとなっている。

こごみ、筍、菜の花など、旬の食材が織りなす多層的な味わいが魅力。ライムの爽やかさと燻製塩胡椒の深みが絶妙に調和し、繊細でありながらも余韻の残る一杯に仕上がっている。

銀座アスター本店で味わう「精進ヴィーガンメニュー」春限定で登場

旬の食材を、新しいヴィーガン料理として味わってみてはいかがだろうか。

銀座アスター本店
所在地:東京都中央区銀座1-8-16 GINZA ASTER BLD.
営業時間:月~土 11:30~15:30、17:00~21:30 / 日・祝 11:30~15:30、17:00~21:00
定休日:年末年始
公式サイト:https://www.ginza-aster.co.jp/shops/01honten/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000149441.html

(田原昌)

※表示価格は全て税込

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